詳しいメカニズムは割愛するとして、ストレスがたまると体のあちこちに不具合が起きることはよく知られています。この姿勢は人間本来の姿勢ではないため、脳は無意識にこの歪んだ姿勢を立て直そうとします。ですが筋肉を緊張状態にしてこわばらせるのは何も運動不足だけが原因ではありません。おそらくこれが最も原因としては大きなウェイトを占めると思います。この理由を知ると妙に納得してしまい、以後姿勢に注意するようになる人が多いので、ここにご紹介します。そうならないための姿勢については別の項で詳しくお話しますが、猫背ではなくピンと背筋を伸ばしたほうがいいのは言うまでもありません。
最近では健康食品のキャッチコピーに“血液サラサラ”という文言を見かけることが多いですが、これはいわゆる血中脂肪が多くなってドロドロになっている高脂血症を防ぎましょうという意味です。肩こりになりやすい姿勢と言うのは、猫背です。そのために肩周辺の筋肉を常に突っ張った状態にすることになり、緊張します。緊張状態になった筋肉は動きが鈍くなるので代謝能力が低下し、その後はお決まりのパターンで肩こり一直線です。猫背になると背筋が丸まってしまい、姿勢が低くなります。何度も言いますが、肩こりは血行が悪くなっていることが原因となります。
血行が悪くなる要因として、姿勢も大きなウェイトを占めています。肩こりは肩の周辺にある血管や筋肉の血行が悪くなることによって起こります。もちろん運動不足にからくる老廃物の蓄積もありますが、精神的な理由によるところも大きいのです。ということは、肩こりの治療をするとなるとこの周辺の血行を良くしてあげれば良いということになります。血管の中を流れる血液がドロドロだと流れが悪くなるのは当然ですね。本来筋肉は動かすことによってポンプの役割を果たして代謝を促します。
筋肉も同様で、ストレスなど精神的な理由で緊張状態になります。まずは血管の中を流れる血液そのものが流れにくくなっていることも原因になります。血行が悪くなる原因というのはひとつではなく、色々な理由が考えられます。次に、前の項でお話したような運動不足を発端とする老廃物の蓄積。歪んだ姿勢を立て直すには首を上に持ち上げなければいけません。そうして蓄積した老廃物が筋肉に対して刺激を与え、それが筋肉の緊張状態を招きます。
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