テコンドーのクラスは6月から、5人以下限定で予約制の対面レッスンが始まりましたが、8月に予定されていたトーナメントは市からのキャンセルでできなくなりました。
年上の師範たちは諦めモードでしたが、若い師範たちはバーチャルでやってみようと企画を立ち上げました。
もちろん、スパーリングはできませんが、形(かた)と板割りはやろうと思えばできるもしれないということで、若い師範たちを中心に具体的なやり方、ルールなどを定めていっているようです。
そんな中、トーナメントのポスターデザインコンテストがあり、以前ゲーム内で描いた師範の絵が評価された娘は大変やる気になり、iPadでしこしこ描いておりました。
アプリがクラッシュして一度全てのデータが消えたりしましたが、それにもめげずにやり遂げました。
見事、師範達の心を射止め、ポスターデザインに採用されました。
最終デザインはグラフィックデザイナーをしている生徒が引き受けてくれ、上の写真のようになりました。
年配の女性師範がいたく感動され、「トーナメントのポスターに女性が描かれるのを何年も待っていた。よくやってくれた。」と大いに褒めてくださいました。
こんな時代のアメリカでも、まだまだ女性が格闘技の前面に出る機会が少ないことを見せつけられました。
テコンドーに人生を捧げてきた女性師範ゆえの切実な思いだったのでしょうね。
娘がその機会を意図せずとも拓いたことは誇りです。
気合いが入ってます。