MRI受診 (2019/11/20)

　午後２時からの予約なので、１時半ころに病院に行った。検査着に着かえて金属探知機で調べた後でMRIの検査台に寝かされた。Philipsの３テスラの装置のようだ。ガドリニウムの造影材も入れられた。検査中はガンガンと大きな音がするのには驚いた。傾斜磁場をパルス状に印加するので音が出るようだ。
　午後４時ころまで待って診察室に入るともう結果が出ているのに驚いた。拡散強調画像にゴマ粒が集まったような直径７mmほどの像が見えるということで生検を強く勧められた。後で調べたところ、造影も含むマルチパラメトリックのMRIで異常が検出されれば癌の確率はかなり高いようだ。ちょうど最新の生検装置(MRI fusion生検)を借りる予定になっているということなので、12/4の生検をお願いした。下半身麻酔で行うので、２泊３日の入院が必要とのことでした。
　この日は遅くなったので、麻酔のための事前検査のために１度来院してその際に入院手続きをすることになった。

再診料：74点
画像診断：3340点
合計：3414点

　MRIはもっと高いかと思っていたので、これで済んだので嬉しかった。検査結果が当日にわかるというのも有難い。

国立病院での初受診 (2019/11/15)

　大きな病院は初めてなので、戸惑うことばかりだ。受付開始の8:15前に行ったが、受付に30分以上かかり、血液採取の順番待ちにも40分程かかった。10時頃に診察室に入ると、すでに血液検査や尿検査の結果が出ているのに驚いた。PSAとF/T比も表示されており、この程度なら１年くらい様子を見てもいいのだが、まずはMRIだけでも見ておこうということになり、予約してもらった。MRIを受診するために金属類のチェックがあり、前歯にブリッジがあると言ったら、看護師さんがMRIに対応しているかどうか受診した歯医者に電話して確かめてくれた。

PSA: 6.66
F/T比: 24%

初診料：288点
尿検査：50点
血液検査：1546点
合計：1884点

70歳以上で2割負担なのでこの2倍の金額が請求された。

PSA F/T比計測と病院選択 (2019/11/7)

　前立腺がんの治療法について調べ始めて、現在のPSAの値では癌だとしても低リスクの限局癌であろうと想定し、年齢も72才後半でもあるので手術はせずブラキセラピがよさそうだと思い、熊本での実施可能病院を調べた。日赤（熊本赤十字病院）と国立（国立病院機構熊本医療センター）がやっており、日赤は平成19年1月から熊本で最初にブラキセラピを実施しており、国立は平成26年3月の実施なので、日赤にしようかと思った。しかし、病院勤めの息子が泌尿器科の人の評判は国立の方がいいというのとバス便が便利だということもあって、国立に行くことにした。

PSA F/T比: 23.2% (>20%)
　F/T比は意外と大きかったが、PSA velocityが大きいのが気になったので、国立へ紹介状を書いてもらって、予約もとってもらった。この結果を聞いたのは11/14で、次の11/15にうまい具合に予約が取れた。

PSAさらに増加 (2019/10/31)

　ほぼ１年後に気になっていたのでかかりつけ医でPSAを測定した。
PSA: 6.32
PSA density: 0.15 (<0.15)
PSA velocity: 1.04 (<0.75)

　今回も微妙な値であったが、PSA velocityが大きいので総合病院へ行くことを強く勧められた。とりあえずF/T比も測定することとして結果が出るまでの１週間の間に病院選択を検討することとした。

PSAが基準値を超えた(2018/11/7)

　健康保険が国保に変わってからは人間ドックに対する補助が少なくなったので、PSAも計測していなかった。しかし、なんとなく気になって、３年ぶりにかかりつけ医にお願いして測定してみたら、5.28と基準値を超えてグレーゾーンになっていた。しかし、前立腺体積が42.6mlと大きく、単位体積当たりのPSAであるPSA density は0.124で３年前からの年あたりの増加率(PSA velosity)は0.59といずれもカットオフ値以下なので、さらにF/T比を計測することとなった。癌はfree PSAをあまり出さないので、F/T比が小さいと癌の確率が高まるようだ。PSAおよびPSA F/Tと前立腺癌という表を参照した。

F/T比は22％であり、上記サイトの表のようにPSAが２～４の場合と癌の確率が変わらないので、生検には行かず様子を見ることとした。

PSA: 5.28
PSA density: 0.124 (<0.15)
PSA velocity: 0.59 (<0.75)
PSA F/T比: 22% (>20%)