昨日はS様邸の断熱工事でした。
冬暖かく、夏は涼しい、快適なお家作りには欠かせない断熱。
建築現場では断熱工事の日程に合わせて、大工・水道・電気・外壁(防水紙)の工事を予定するのですが、この日までは多業種が入るため現場が大分忙しい状況です。
その中でも大工さんは特に大忙し。
断熱材吹き込みの基準になる天井組、内外部境の気密処理、耐震金物の取り付けなど、まだまだたくさんありますが、設定した日程にしっかり合わせてくれて、いつも本当に感謝です。
ですが、断熱工事を工程の主体として現場が進行出来るようになったのは、以外にもつい最近のように感じます。
10年くらい前には、施工日に準備が整わず、延期したこともありました。
断熱工事の日は、他の職方に現場をあけてもらうのですが、それを受け入れることが出来ない年配大工さんもいて、よく意見が衝突したものです。
最近ではその心配もなくなりました。
断熱の重要性を営業・設計・工事・職方みんなで理解し、取り組むようになったからです。
S様のお宅は、一次エネルギー消費量等級5の基準をクリアする仕様。
今週から外壁の工事に入ります。
仕上げはもちろんEm's Worksお得意の塗り壁です。
ベストなポジションで撮影したつもりですが、髪の毛も眼鏡もカメラも、買ってもらったばかりの作業服まで、断熱材が飛散し、危うくすべてを断熱されるところでした。
まだ髪の毛に断熱材が残っていて、良い注目度です(笑)