第2話 「100億超!?病院買収 医療界のドン落とせ!元夫は敵か味方か!?」
海原晴(中谷美紀)が医療法人「新隆会」会長・小笠原隆一(寺田農)とビジネスパートナー契約を結ぶことができたという終盤の展開は、もう少し「おぉ!」と思うストーリーがほしかったと思うのですが(ハルの話の持って行き方に宗教の勧誘とか生保レディーといった催眠商法っぽいって思ってしまった)、
それまでに何度も足繁く会長のいる会社や自宅に通ったり、会えない時のために手書きの手紙を持参して置いていったりと、
今の時代では忘れがちな「フェイスtoフェイス」や「手書きの手紙」という昔ながらの営業スタイルが小笠原の心を次第に動かしていったのかな、と思いながら観ていました。
小笠原の前に、小笠原の秘書・熊澤巧(小林隆)が落ちたのが大きかった、というのもあるでしょうけどね
私も10年前までしていた仕事では、すぐに手書きで書けるメモ帳を持って外回りをしていて、不在の時はメモを書いて玄関に置いていっていたけど、今の人たちはやっているのかなぁ?
我が家の車のディーラーの営業マンは、昔はよく名刺を置いていって そこにメモを残す人も多かったけど、今の担当の人はしていないなぁ~(笑)
若い人は分からないけど、年配の人はそういうのを気になる人は多いかも!?
今は何でもメールや電話や配送業者に、という時代なので、逆にこうした行動の方が印象に残るかもしれません。
一方で、シンガポール支社・櫻井保(桐山漣)とは、テレビ電話やスマホによる生配信で、現地に行かずにシンガポールの病院を生見学
最先端の通信手段を駆使していて、凄いな~と思いました。
まぁ最初は現地に出張に行って生で見学したかったようですが、さすがに息子・涼(寺田心)が熱があるのに友達には預けられないですよね。。。
日本の商社は、どこも石油や天然ガスなどの資源分野に限界を感じ、新たな非資源分野の開拓に躍起になっている。
その最良ターゲットと言われているのが、ヘルスケア産業。
五木商事は、医療産業において他社から後れをとっているため、挽回するべくヘルスケア事業に着手することに
・・・とのこと。
当初の櫻井の提案では、
病院自体の評判が良くて隣国マレーシアからの患者も多く、医療機器などのハード面は充実しているが、治療法が画一的で個々患者に寄り添ったきめ細やかな医療サービスが提供できていない病院を、五木商事が数百億円で買収して、日本の医療サービスのノウハウで埋めよう、
というもの。
でも、経営企画部のメンツは、副社長が乗り気ではないということで尻込み
そんな面々に晴は
「面白そうじゃないですか、これ。やりましょうよ!」
「そうやって慎重になり過ぎると、確かにケガはしないけど、飛躍もありません・・・検討する価値は十分にあると思います!」
と言って前向きに進めていく姿は、とても眩しかったです!
そして、櫻井が当初予定していたメディカルツーリズムを交えた提案も
「同じ仕事するなら、やりたいことやらなきゃ!」
と言って、それも含めて再提案して進めていくのも、眩しくて眩しくて。
メディカルツーリズムは、私は数年前に知ったのですが、北海道に観光を兼ねて人間ドックを受けるアジアの富裕層の人が結構増えているそうですね。
外国人は保険が効かないから高額になるけど、それでも受ける人が多いのだとか。
「一度断られたくらいで簡単に諦められるような仕事なら、最初から会長にお願いしたりしません!」と小笠原に断られても食い下がったり、
小笠原に「五木商事のビジネスパートナーになります。ただし、私は五木商事という看板と仕事をするのではなく、海原晴と仕事をするんだ。とんだ人たらしだな」と言わせてしまう晴が、とてもカッコ良かったです
それにしても経営企画部長・和田寿史(藤木直人)は、
副社長兼経営企画本部長・高山雄一郎(奥田瑛二)には、わざと案を頓挫させるために晴に小笠原を紹介したと言っておきながら、
晴には優しい言葉を掛け、
櫻井には「病院で凝り固まるな!君は五木商事の看板を背負ってそこにいるんだ。五木の名前をフルに使って、あらゆる人脈を当たってみろ!」と檄を飛ばして・・・
表と裏がありすぎ!
晴に「次のチャンスは必ず落とせよ」と指差ししながら話したり、
櫻井と話している時も指差しがあって
クセなのでしょうか??
テレビ電話に割り込んだ時に
晴は「近い…」と戸惑っていたけど、
私は「近い」って言いながらテレビを観ていました
少し本筋からずれましたが
和田は、副社長が「俺たちが繋がっているとは夢にも思ってない」と晴に言っていたけど、
巨大商社だと、誰が結婚して離婚しては分からないものなのでしょうか??
グループ企業を含めると70,000人の人員を抱える大規模商社とはいえ、昔の人事記録に結婚履歴は残るような・・・。
まぁ、副社長が気づかないままで終わるとは思えないので、今後の楽しみにします。
青柳悠馬(白洲迅)がグイグイきていますが、青柳の発言に対する和田の反応がとても面白くて、大笑いしてしまいました!
青柳が晴に「お子さん大丈夫なんですか、海外出張?」と言って、
部員たちは「えっ?子供いるの?」って驚いた表情なのに、
和田は「やべ!そういえばどうしてるんだ?」って感じになっていたり、
青柳が晴に「ご主人がいるから大丈夫なんですよね?」と言ったら、
和田は少し目を開いて固まってしまって晴のことを見れないでいて、
晴が「私、シングルマザーだから」と言ったら、
和田は目を上に向けて顔を横に向ける
・・・その一連のやり取りが、とても面白かったです!!
青柳は和田に「海原さんの手伝いをさせてください!海原さんの下で働きたいんです」と直訴していましたが、
和田はまだ若い男に嫉妬しないのかな?
まだ晴の対象として眼中にないのかしら!?
そんなことも少し気になったりしていました
いつもパソコンでゲームをしている一乗寺秀人(忍成修吾)。
遊んでいるけど やる時にやる男なのかと思いきや、本当に「ただのやらない男」のようで
大臣の息子で、大臣と副社長が懇意で、「何もさせなくていいから」と言われて経営企画部に配属になったとのこと。
でも、忍成君なので、きっとその大物ブランドで何かやってくれるのでは~と、密かに期待しています!
これまでのドラマBiz枠のドラマとはやや性質が異なるので、これまでの男性視聴者がどう思っているのか気になるところですが、
女性視聴者がいつもより多くなっているような・・・?
これから五木商事がどうなっていくのか、晴と和田の思い通りにずっといくのか、これからも楽しみに観たいと思います!
_______________
最後に、和田部長演じる藤木直人さんについて追加を
冒頭の屋上シーン、良かったです!
屋上に元夫である上司を呼び出す、元妻である部下
「結婚してる?」と単刀直入に聞かれ、「してない。海原晴さんとの一度きりです」ですって
晴は涼に、和田のことを
「私がベトナムにいた時に初めて会って、インドネシア支社で一緒の勤務になった時に結婚して、日本に帰国してから離婚して渡米って、まぁざっくりと」
「離婚の原因は、私がアメリカでの新しい仕事と人生を選んだからって、これもまぁざっくり」
と話しているのですね。
渡米してからは一切連絡を絶っていたようですね。
和田が、半年くらい前にニューヨークでバリバリ働く元商社の日本女性がいるという話を聞いて、よくよく聞いたら晴だった、と。
ちょうど社長からどこかにいい人材はいないかと言われてたので、今までの仕事ぶりを調べた上で社長に推薦したとのこと。
和田は、晴の仕事力をとても評価していて、たぶんまた一緒に仕事をしたいと思っていたのだと思うのですが、どうして別れたのか?
ますます気になります。
何故日本に戻る気持ちになったのかと晴に聞いた時に、
晴は、涼が日本を知るのもいいかなと思ったのと、バリバリ働かせてもらえるなら総合商社はやりがいがあると思ったと話していましたが、
この「涼が日本を知るのもいいかなと思った」と晴が言った時に、和田が「うん」と微かに表情を緩めていたところが、私の今回のツボシーンでした(細かいところでスミマセン)
涼が熱を出したとか、涼の話になると、微かに表情が変わりますよね(微かな表情に敏感な藤木ファン(笑))
最後のエレベータシーンで、「完落ち、おめでとう。よくやった」も良かった!
そして「一つ頼みがある。涼の顔が見たい」
一方、涼も父親の顔が見たくてネット検索
「和田寿史」の画像検索画面をもっとピントが合った状態で見たいです!!
その画面を見たときの寺田心君の表情も素晴らしかったです!
親子3人、どうなるのかなぁ?
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話
※公式HP(こちら)
海原晴(中谷美紀)が医療法人「新隆会」会長・小笠原隆一(寺田農)とビジネスパートナー契約を結ぶことができたという終盤の展開は、もう少し「おぉ!」と思うストーリーがほしかったと思うのですが(ハルの話の持って行き方に宗教の勧誘とか生保レディーといった催眠商法っぽいって思ってしまった)、
それまでに何度も足繁く会長のいる会社や自宅に通ったり、会えない時のために手書きの手紙を持参して置いていったりと、
今の時代では忘れがちな「フェイスtoフェイス」や「手書きの手紙」という昔ながらの営業スタイルが小笠原の心を次第に動かしていったのかな、と思いながら観ていました。
小笠原の前に、小笠原の秘書・熊澤巧(小林隆)が落ちたのが大きかった、というのもあるでしょうけどね
私も10年前までしていた仕事では、すぐに手書きで書けるメモ帳を持って外回りをしていて、不在の時はメモを書いて玄関に置いていっていたけど、今の人たちはやっているのかなぁ?
我が家の車のディーラーの営業マンは、昔はよく名刺を置いていって そこにメモを残す人も多かったけど、今の担当の人はしていないなぁ~(笑)
若い人は分からないけど、年配の人はそういうのを気になる人は多いかも!?
今は何でもメールや電話や配送業者に、という時代なので、逆にこうした行動の方が印象に残るかもしれません。
一方で、シンガポール支社・櫻井保(桐山漣)とは、テレビ電話やスマホによる生配信で、現地に行かずにシンガポールの病院を生見学
最先端の通信手段を駆使していて、凄いな~と思いました。
まぁ最初は現地に出張に行って生で見学したかったようですが、さすがに息子・涼(寺田心)が熱があるのに友達には預けられないですよね。。。
日本の商社は、どこも石油や天然ガスなどの資源分野に限界を感じ、新たな非資源分野の開拓に躍起になっている。
その最良ターゲットと言われているのが、ヘルスケア産業。
五木商事は、医療産業において他社から後れをとっているため、挽回するべくヘルスケア事業に着手することに
・・・とのこと。
当初の櫻井の提案では、
病院自体の評判が良くて隣国マレーシアからの患者も多く、医療機器などのハード面は充実しているが、治療法が画一的で個々患者に寄り添ったきめ細やかな医療サービスが提供できていない病院を、五木商事が数百億円で買収して、日本の医療サービスのノウハウで埋めよう、
というもの。
でも、経営企画部のメンツは、副社長が乗り気ではないということで尻込み
そんな面々に晴は
「面白そうじゃないですか、これ。やりましょうよ!」
「そうやって慎重になり過ぎると、確かにケガはしないけど、飛躍もありません・・・検討する価値は十分にあると思います!」
と言って前向きに進めていく姿は、とても眩しかったです!
そして、櫻井が当初予定していたメディカルツーリズムを交えた提案も
「同じ仕事するなら、やりたいことやらなきゃ!」
と言って、それも含めて再提案して進めていくのも、眩しくて眩しくて。
メディカルツーリズムは、私は数年前に知ったのですが、北海道に観光を兼ねて人間ドックを受けるアジアの富裕層の人が結構増えているそうですね。
外国人は保険が効かないから高額になるけど、それでも受ける人が多いのだとか。
「一度断られたくらいで簡単に諦められるような仕事なら、最初から会長にお願いしたりしません!」と小笠原に断られても食い下がったり、
小笠原に「五木商事のビジネスパートナーになります。ただし、私は五木商事という看板と仕事をするのではなく、海原晴と仕事をするんだ。とんだ人たらしだな」と言わせてしまう晴が、とてもカッコ良かったです
それにしても経営企画部長・和田寿史(藤木直人)は、
副社長兼経営企画本部長・高山雄一郎(奥田瑛二)には、わざと案を頓挫させるために晴に小笠原を紹介したと言っておきながら、
晴には優しい言葉を掛け、
櫻井には「病院で凝り固まるな!君は五木商事の看板を背負ってそこにいるんだ。五木の名前をフルに使って、あらゆる人脈を当たってみろ!」と檄を飛ばして・・・
表と裏がありすぎ!
晴に「次のチャンスは必ず落とせよ」と指差ししながら話したり、
櫻井と話している時も指差しがあって
クセなのでしょうか??
テレビ電話に割り込んだ時に
晴は「近い…」と戸惑っていたけど、
私は「近い」って言いながらテレビを観ていました
少し本筋からずれましたが
和田は、副社長が「俺たちが繋がっているとは夢にも思ってない」と晴に言っていたけど、
巨大商社だと、誰が結婚して離婚しては分からないものなのでしょうか??
グループ企業を含めると70,000人の人員を抱える大規模商社とはいえ、昔の人事記録に結婚履歴は残るような・・・。
まぁ、副社長が気づかないままで終わるとは思えないので、今後の楽しみにします。
青柳悠馬(白洲迅)がグイグイきていますが、青柳の発言に対する和田の反応がとても面白くて、大笑いしてしまいました!
青柳が晴に「お子さん大丈夫なんですか、海外出張?」と言って、
部員たちは「えっ?子供いるの?」って驚いた表情なのに、
和田は「やべ!そういえばどうしてるんだ?」って感じになっていたり、
青柳が晴に「ご主人がいるから大丈夫なんですよね?」と言ったら、
和田は少し目を開いて固まってしまって晴のことを見れないでいて、
晴が「私、シングルマザーだから」と言ったら、
和田は目を上に向けて顔を横に向ける
・・・その一連のやり取りが、とても面白かったです!!
青柳は和田に「海原さんの手伝いをさせてください!海原さんの下で働きたいんです」と直訴していましたが、
和田はまだ若い男に嫉妬しないのかな?
まだ晴の対象として眼中にないのかしら!?
そんなことも少し気になったりしていました
いつもパソコンでゲームをしている一乗寺秀人(忍成修吾)。
遊んでいるけど やる時にやる男なのかと思いきや、本当に「ただのやらない男」のようで
大臣の息子で、大臣と副社長が懇意で、「何もさせなくていいから」と言われて経営企画部に配属になったとのこと。
でも、忍成君なので、きっとその大物ブランドで何かやってくれるのでは~と、密かに期待しています!
これまでのドラマBiz枠のドラマとはやや性質が異なるので、これまでの男性視聴者がどう思っているのか気になるところですが、
女性視聴者がいつもより多くなっているような・・・?
これから五木商事がどうなっていくのか、晴と和田の思い通りにずっといくのか、これからも楽しみに観たいと思います!
_______________
最後に、和田部長演じる藤木直人さんについて追加を
冒頭の屋上シーン、良かったです!
屋上に元夫である上司を呼び出す、元妻である部下
「結婚してる?」と単刀直入に聞かれ、「してない。海原晴さんとの一度きりです」ですって
晴は涼に、和田のことを
「私がベトナムにいた時に初めて会って、インドネシア支社で一緒の勤務になった時に結婚して、日本に帰国してから離婚して渡米って、まぁざっくりと」
「離婚の原因は、私がアメリカでの新しい仕事と人生を選んだからって、これもまぁざっくり」
と話しているのですね。
渡米してからは一切連絡を絶っていたようですね。
和田が、半年くらい前にニューヨークでバリバリ働く元商社の日本女性がいるという話を聞いて、よくよく聞いたら晴だった、と。
ちょうど社長からどこかにいい人材はいないかと言われてたので、今までの仕事ぶりを調べた上で社長に推薦したとのこと。
和田は、晴の仕事力をとても評価していて、たぶんまた一緒に仕事をしたいと思っていたのだと思うのですが、どうして別れたのか?
ますます気になります。
何故日本に戻る気持ちになったのかと晴に聞いた時に、
晴は、涼が日本を知るのもいいかなと思ったのと、バリバリ働かせてもらえるなら総合商社はやりがいがあると思ったと話していましたが、
この「涼が日本を知るのもいいかなと思った」と晴が言った時に、和田が「うん」と微かに表情を緩めていたところが、私の今回のツボシーンでした(細かいところでスミマセン)
涼が熱を出したとか、涼の話になると、微かに表情が変わりますよね(微かな表情に敏感な藤木ファン(笑))
最後のエレベータシーンで、「完落ち、おめでとう。よくやった」も良かった!
そして「一つ頼みがある。涼の顔が見たい」
一方、涼も父親の顔が見たくてネット検索
「和田寿史」の画像検索画面をもっとピントが合った状態で見たいです!!
その画面を見たときの寺田心君の表情も素晴らしかったです!
親子3人、どうなるのかなぁ?
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話
※公式HP(こちら)