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emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

ハル ~総合商社の女~ 第1話

2019-10-23 15:30:31 | 2019秋ドラマ
第1話 「私は攻めを選びます “敵”は社員7万人!?上司が元夫でヒヤリ」

昨日はパソコンを開けなかったので記事を書きませんでしたが、リアルタイムでしっかり観ました
先が気になる展開でドキドキしたのと、主人公・海原晴を演じる中谷美紀さんの存在感に感嘆!
ゲストキャストのラーメン担当課長・田村を演じる田口浩正さんの境遇に共感し、
経営企画部長・和田を演じる藤木直人さんにドキッ
感想を短く書くと、そんなところでしょうか。

この枠のドラマは、枠の新設時「ヘッドハンター」からほぼ毎クール観ていて、
テレ東の夜10~12時の経済関係番組&ニュースも好きでよく観ているのですが、
経済関係の知識がこれまでなかったので、こういった番組を観ることによって、知らない世界を知って勉強になっているという感じで・・・。
経済用語はテロップやナレーションで説明が入るので、知らなくても大丈夫なのですが、頭の処理が追いつかなくて何となくの雰囲気で楽しんだドラマもチラホラ
本作はどうなのか?
キーになる言葉は大きな文字でダンダンダン!と画面に出ていたけど、散らばるように出ていたので、少し見にくかったかも、と少し思いました。


今回は商社に関するドラマで、商社のドラマというと3年前にフジテレビでやっていた「HOPE~期待ゼロの新入社員~」を思い出すのですが、
このドラマは経営企画部の話ということで、色んな分野の物を扱う話のようですね。

会社名は「五木商事」
正社員5,000人、グループ企業を含めると70,000人の人員を抱える大規模商社。
グループ企業は800社を超え、出向や海外勤務は日常茶飯事。

そして、経営企画部とは、商社内の各部門が抱える様々な問題を経営やリーガルの視点でアシストする精鋭部署。
そのため、大所高所からのチェック機能が求められ、現場とは差別化されている部署。

・・・でも、とにかく利益重視で、コストを掛けずに大きく儲けるが基本の社風になっており、
横の繋がりが弱くて、縦の繋がり重視、自分の部署の利益優先。
社長と副社長・高山雄一郎(奥田瑛二)の仲が悪く、副社長を敵に回したい人はいない。
そんな副社長は経営企画本部長を兼ねており、経営企画部は副社長が上司・・・

聞いているだけで重苦しい雰囲気が伝わってきましたが
経営企画部長・和田寿史(藤木直人)は、そんな雰囲気を変えたいと思って、密かに社長にお願いして海原晴(中谷美紀)を引き抜いたのですね。
副社長に服従しているように見せかけて、実は社長派ということなのでしょうか??
まぁ、社長派か副社長派かはともかくとして、晴に言った
「この会社には海原晴が絶対に必要だと思ってる。
 この会社の旧態依然とした社風、よく分かっただろ?
 全く進歩がない。それを君が変えろ。
 受け身を嫌い、攻めの姿勢を貫く君が、ここに風穴を開けるんだ。
 五木商事を生まれ変わらせろ」
という言葉に嘘はないと思うし、商社マンとしてもっとエネルギッシュに事業を推し進めていきたいという気持ちがあるのかな?と感じました。
だったら、お前が率先してやれよ!とも思いますが(笑)

それにしても経営企画部の部員達は、晴が挨拶しても挨拶すらないというのは、人間としてどうなの?と思うのですが、それも社風なのだとしたら、良くないですよね。。。


今回の第1話では、商社が飲食店をフランチャイズ経営することについてが描かれていましたが、
ラーメンチェーン店をフランチャイズ形式で経営することで、売り上げの数パーセントをロイヤリティとして受け取っているのですね。
そして、材料は商社内の別部門で仕入れて、輸送部門がその他の物資と一緒に運ぶことによって、そちらでもコストカットや利益を生むことができる・・・
以前にこの枠の「ラストチャンス」でフランチャイズ経営について描いていましたが、それを今回は商社がすることのメリットとデメリットが分かって、勉強になりました。

ドラマ「ラストチャンス」でもそうだったけど、オーナーや店員達のやる気も大事なんですよね。
「壊すだけじゃ何も生みません。壊して作る、スクラップ&ビルドが未来を生むんです」
「やらされてるだけのビジネスなんて、成功する訳がないんです!」
という晴の言葉が、とても響きました。


晴は、名言の宝庫というか、名言が多すぎて勿体ないというか
でも、数ある名言も数を撃てば当たる!?で、リテイルビジネス部の課長・田村修(田口浩正)の心には最後に届いて良かったです!
あとは、最初から青柳悠馬(白洲迅)の心には響いているようでしたが(笑)
他の部員達に届く日は来るのでしょうか?
「私は楽しく仕事がしたい。だからここは、撤退よりも攻めを選びます!」と宣言して失笑を買っていましたが

他にも
「チャレンジする価値はあると思います。最初から逃げてたら何も始まりません」
「何のための経営企画部?冒険せずに利益を確保するより、トライしてもっと大きな利益を生む!それが私たちの仕事でしょ?」
「部署同士がマウンティングし合うようなこと止めましょうよ、くだらない」
「誰かに強い志があれば、そこに人は集まる。人が集まれば、それは大きな力になる。まさしく商社の醍醐味ですよね?だったら、五木商事が諦める訳にいかないじゃないですか!」
という言葉が、とてもいいなぁ~と思いました。


晴は田村に
「五木商事の仕事が、発展途上の地の貧しい人たちの生計を支えている。彼女たちを笑顔にすることができている。それが嬉しかったんです。たとえ組織の末端でも、いえ、末端だからこそ商社って凄いなって。これは本気で楽しまなきゃ、彼女たちと一緒の笑おうって。でもいろいろあって、本社に行くことなく五木商事を辞めちゃったんですけどね」と話して、
和田は田村に
「商社って面白いですよね。仕事の規模の大小の違いはあっても、人を幸せにしたいっていう思いやその人達の笑顔を見た時の僕たちの幸せは、どれも同じように大きい。だから夢を持ち続けられる」と話して、
田村はその話を聞いて、同期で今の航空運輸部長・梶原義之(小松利昌)と20年前に
「俺たち時代の五木商事を作っていこう。世界中を幸せにするようなでっかい仕事を、俺たちのこの腕でな!」
と話したことを思い出す・・・
みんな若い時は高い志を持っていたけど、いつしか・・・
でも、こうして時々思い出して、原点に戻れるといいのですけどね・・・

晴は、新卒で入社し、系列会社に配置され、ベトナムの工場の管理の仕事にいたけど、色々あって退社したとのことですが、
何年くらい在籍していたのでしょうね?
本社勤務はなかったそうだけど、和田との出会いはどのようにだったのでしょうか?
10歳の息子・涼(寺田心)は、最初のシーンの英語によると今回日本に初めて来たということなので、アメリカで晴は出産したということのようですが・・・
渡米してニューヨーク州弁護士資格を取得、グランドセントラルパートナーズに入社・・・
そこらへんの経緯が、個人的にですが非常に気になります(笑)

あとは、社長が誰で、どういう人なのか??


ということで、1話完結でありながらも、全話にまたがるサイドストーリーも結構濃そうなので、先がとても気になります!
来週も楽しみにしています!!
ゲストキャストに桐山漣君がいるというのも、楽しみです
____________________

最後に、和田部長演じる藤木直人さんについて追加を

最初の登場シーンは、ミーティング室の後ろ姿だったと思うのですが、正面からの映像はなくても後ろ姿ですぐ発見に発見しましたよ!!

一番のツボシーンは、終わりの方で、ミーティングルームで晴と二人っきりのシーンで
「まっ、しっかり頼むぞ」と言った時の、「まっ」の後にフッって笑ったところと、
「頼むぞ」って言った後にまたニコッて笑ったところでした!!
表面上は晴に肩入れしていない立場なので周りには気づかれないようにしながらも、ふと表情が微かに緩んだり、声が微かに優しかったりするところが、惚れてまうやろーーー!と心の中で叫んでしまいました
どうしてこの二人、別れたのだろう?
晴も、和田の言葉や表情に、ちょっと嬉しそうでしたよね

辛い物が全くダメな和田部長。
そういう意味では、晴とは味覚が全く合わないとは言えますが・・・
田村と居酒屋で飲んだ時に、もつ煮込みに七味がかかっていて「うわぁ・・・」とガッカリする姿が、とても可愛かったです
入社早々先輩たちにバレて、ご飯のたびにガンガン辛い香辛料をかけられて参ったという話には、最近話題の神戸の小学校の話がよぎりましたが

和田部長は、新人研修で行かされたのがコンビニだったそうで、
「でもやっていくうちに、フランチャイズオーナーの大変さも分かったし、お客さんに『ありがとう』なんて言われると嬉しくて。最後の日なんか、ちょっと泣きそうになっちゃいました」とのこと。
晴の18年前の映像、梶原と田村は20年前の映像がありましたが、
和田部長の20年前の映像を是非是非今度作っていただきたいです!!
←web拍手です。
※公式HP(こちら

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