emitanの心にうつりゆくもの

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家売るオンナ 第6話

2016-08-18 17:24:04 | 2016夏ドラマ
第6話 「愛人&変人に家を売れ!恐怖の事故物件へGO」

第1話などの序盤は、三軒家万智(陰のあだ名:サンチー/北川景子)の表情がないせいか本作の面白味がイマイチ分からなかったのと、ダメ社員・白洲美加(イモトアヤコ)がダメダメすぎて観るのが辛い方が優っていたのですが、
だんだんとサンチーの過去が分かってきたり、サンチーの少ない言葉数でも言いたい事が伝わってきたのと、課長・屋代大(仲村トオル)が白洲の味方にならずに白洲も(若干ではあるけど)働くようになってきたので、
「おお!結構面白くなってきたじゃん!!」と思って、感想を書くことにしました。
日曜の「そし誰」が私の中で失速して、感想を書くのが週2本なってしまうのも寂しいな・・・と思ったのもありますが。

それにしても
「私に売れない家はありません!」
「私たちの仕事は家を売ることです」
「GO!」
という3つの言葉で、ほぼ話が動いていくのが、明快で凄いですね。
慣れるのに少し時間がかかりましたが、サンチーは余計な言葉を言わないだけで、実はものすごく一生懸命仕事に取り組んでいるのですよね。

成績がイマイチの部下・庭野聖司(工藤阿須加)には、みんなが遠慮して言わないことをズバッと言ってダメな所を気付かせて、叱咤の中には営業のノウハウが隠されていて、
ダメダメの部下・白洲には、無理やり仕事をさせているように見えて実は営業の原点・基本となることをやらせて、それが売り上げ(※サンチーの)に繋がっていて、
元々仕事のできる足立聡(千葉雄大)には、勘違いしていた事をズバッと指摘して、仕事のやりがいを再び見出させて・・・
サンチーの良さを、庭野が気づいて、足立も今回で気づいて、あとは白洲が気付けば・・・ね


サンチーは、高校生の時に家族を亡くし、家を失ってホームレスを経験し、つい最近まで父の借金を返済し続けていたそうで・・・
そのことを知っているのは今のところ庭野だけで、「庭野→サンチー」が恋に発展するのかも、少し楽しみです。
あとは、サンチーに実は結婚願望があるのは課長・屋代大(仲村トオル)だけが知っていて、婚活パーティで不器用にふるまうサンチーに妙な感情移入をして、酔った勢いで屋代がサンチーにキス!!
サンチーはキスされたことをどう思っているのだろう・・・そこもとても気になります。


さて、今回の感想ですが・・・

サンチーは、チラシをただ配るのではなく、どの層がどの物件を買ってくれそうかを既にリサーチ済みで、それに基づいてピンポイントで配っているのですね。
殺人事件が起こった事故物件でも、人の死に触れる機会の多い病院関係者や葬儀業関係者なら、死も前向きに検討してもらえるとは・・・なるほど


もう少しで買ってくれそうなお客様に「一生お付き合いするんだし、お隣さんがどういう方かよく知らないと・・・『普通の人』がいい」と言われた庭野。
それを聞いたサンチーは「普通の人とは何だ?」「だから庭野に家は売れない」とバッサリ
自分で考えさせるところがサンチー流で、既に叱咤に鍛えられている庭野は自分なりに動いてみるのだけど、サンチーの思った通りに上手くいかず

一方、過去にお世話になったお客様・宮澤和之(東根作寿英)に不倫相手の部屋を探してほしいと頼まれた足立。
それを知った宮澤の妻・昌代(田中美奈子)に会社に乗り込まれて足立が困っていると、
サンチーは、
不倫相手に家を売らないように頼まれたら「私たちの仕事は家を売ることです」と言い、
不倫相手と別れさせるように頼まれたら「それは不動産屋の仕事ではありません」と言い、
「私どものお客様は、あくまで宮澤社長とその女性。そのお二人に最適な家をご用意することが私共の仕事です。それ以上でもそれ以下でもございせん。ご家庭が壊れたのは私たちのせいではありません。宮澤様ご夫妻の問題です」と毅然と対応

それでも色々なことに納得のいかない足立に対してサンチーは
「家を売ったくらいで、その家族を幸せにしたのは自分だと勘違いをし、うぬぼれまくり、
 愛人が家をほしいと言えば、悩んだ顔をしながら、これ幸いと家を売ろうとし、
 その事で本宅が崩壊したら、自分が愛人に家を売ろうとしたからだとウジウジウジウジ悩んでいる!」
と、グサッと本質を突き、
そして庭野には
「『普通とは何か』自分の狭い価値観から自分を解き放とうともせず、行動も起こさず、ただウジウジウジウジ悩んでいる!」
と怒り、
ウジウジまくりな二人に喝!!
「いいか?足立!庭野!あなたたちの仕事は何だ!?家を売ることです!!」
細かいアドバイスは全く言っていないのだけど、これを聞いた足立は「余計な事を考えるのは傲慢なんだ!」と思ってスッキリした模様

こういう言葉が少ない上司って、私も前にいたことがあって、戸惑う事も多くあったのですが、
少ない言葉数でも言っている事は ごもっともな事ばかりなので、何とかそれに応えたいと思ったのですよね。
本作では、庭野や足立がそんな感じで頑張っていて、
庭野はまだダメだけど、それでも一生懸命に頑張っている所が微笑ましいな~なんて好感を持ちながら観ています


サンチーって、実は優しい人間だと思うのですが・・・
だって、白洲みたいなダメダメな部下がいたら指導を投げ出す人は多いと思うけど、サンチーだけは見捨てずに仕事を覚えさせていますよね。
その事を早く白洲にも分かってもらいたいところですが・・・


これからのサンチー、そして庭野&足立王子が、とても楽しみです!


最後に、本筋と全然関係のない事ですが・・・
サンチーが寝袋に入っている姿が「ツタンカーメンみたい」と白洲が言っていたけど、ポケモンGOにハマっている私は、先週の予告編で観た時から「コクーンみたい!」って思っていて、それをダンナに言ったら、旦那も爆笑
ポケモンを知らない人には全く分からない話でスミマセン
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 のみ
※公式HP(こちら
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