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emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

団地のふたり 観終わりました

2024-11-05 15:44:13 | 2024夏ドラマ
NHKBSで日曜夜10時から放送していた「団地のふたり」観終わりました。
(夏ドラマのカテゴリーにしようか秋ドラマのカテゴリーにしようか迷いましたが、夏の方に)

とても面白かったし、じんわりと沁みる内容で、もし地上波放送されることがあったら是非多くの人に観ていただきたい!!
私の周りでは、母と友達がハマっていて、
母はドラマをいつもは録画を溜めて観ることが多いのに、このドラマはすぐ観るらしく、会うたびにネタバレされたくらいでした(笑)
祖父も父も転勤族だったので、母は社宅住まいが長くて、社宅と市営住宅とでは住んでいる年齢層が違うけど、室内の作りや階段の狭さや共用部分の問題などが似ていて、思う所が多かったようです。
あとはやっぱり、高齢化の関係かな・・・団塊の世代という、この住民の多くである70~80代と同じ年齢層なのでね
私も同様に、こういった昭和40年代に建てられた建物に長く住んでいたので、私は「古さ」とか「建て替え問題」の方に興味がありましたが。

そんなこんなで、70代の母にも、40代の私にも懐かしさと考えさせられる内容で、
そして20代や10代の登場人物もいることから、それ以外の世代の人たちにも幅広く分かるような内容が散りばめられていて、
幅広い世代が共感できるドラマになっているのではないかと思いました。
問題は多々発生すれど、ゆるく軟着陸して前に進んでいて、暗くならないのも良かったです

住人の高齢化や孤立の問題や、アパート自体の老朽化の問題は、「これだ!」という解決方法はないですからね・・・
でも、このドラマでは「こういう風にしたらどうかな?」というものが押し付けではなく描かれていて、
「なるようになる」みたいな気持ちも大事なんだな、と思ったり。
そして、困っていることは抱えこみすぎずに、少し勇気を出して誰かに話してみたら、そこから何か糸口が見つかるかもしれない・・・
人間関係が希薄になっていると言われている昨今だけど、そう思って遠慮している人が多いだけで、困っている人を助けてあげたいと思っている人は意外にまだまだいるのかも?
少なくとも、このドラマを好意的に思っている人はそうなのでは!?
そんな希望も感じさせる内容だと思いました。

主人公の「ノエちゃん」と「なっちゃん」の幼馴染コンビが、本当に素敵!
ボケボケ&のんびりしている時は面白く、近所の人や親に頼まれたら渋々ながらも頼りになり大活躍
決して「スーパーウーマン」ではなく、不器用ながらも汗を流しながら取り組んでいて、ドタバタありながらも軟着陸
この「軟」着陸さが絶妙で、とても親しみが持てました!
あとは、時々登場する懐メロが面白くて、特に最後の「二人紅白歌合戦」には笑い転げましたwww
中の人である「なんてったってアイドル」だった小泉今日子さんが、こんなに懐メロを披露してくださるなんて!
(私とは5年ちょっと年の差があるので、チョイスの曲は少し上の世代でしたが。)
でも、更年期ネタなどは、私も真っ只中なので、うんうんうんうんと頷きながら観ていました。

歌と言えば、由紀さおりさんはあまり歌う機会がなかったけど、由紀さんもキョンキョンもこのドラマではホント女優で、歌手らしさを全く出さずに親しみのあるオバちゃんらしく歌っていて、凄いなぁと思ったり。
あとは、妙に色気のある福田さんを演じていた名取裕子さんは、中の人ご本人の映像が出てきて!!
そんな遊び心も散りばめられていて、本当に楽しかったです!

書きたいことは多々あるのですが、クドくなってきそうなのでこの辺で・・・
団地はナントまだ残るそうなのでぜひぜひまたこの夕日野団地の日常を観たいです!!
形式ばらずに、1話完結が何本かあればでいいので、どうぞ続編をよろしくお願いします!!

←web拍手です。


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