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日常と日記
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吉弥十八番ーーー

2019-05-23 | 落語

桂吉弥さんが一日三席六日間ぶっ続けで噺す、三日目に行って来ました
あーー楽しい

今日のは「かぜうどん」「天王寺詣り」「愛宕山」
全部楽しい。


私はとくに愛宕山が好きです。
おばかな太鼓持ちが出てくる話は大好きなのです。愛宕山は実際登ったことあるけどあれ、登りながら歌うなんてとんでもないほどしんどいです
よくもまあお大臣は芸妓さんやら連れてお参りできるものです
京都の金持ち結構凄いわ体力いるわ
そりゃ大阪の太鼓持ちも愚痴りますよ、うん。こんなん毎度つきあうのは大変です。
けど京都はとにかく寺や神社とのおつきあい大事ですからね。山の上に社があったら行くのでしょうね。ひょひょいとね。

六日目の「蛸芝居」は聞いたことがないのでチケット取りたかったなー

今回吉弥さん、「ちりとてちん」に出演したときの、渡瀬恒彦さん(ちりとての師匠役)との思い出話を枕で語ってくれはりました
渡瀬さんの台詞を再現しては
「かっこいーーーーーー」「かっこええええええ」
とのたうっていました。
客席も拍手拍手です。すっごい面白かった

パンフレットには「ちりとてちん」の脚本の藤本有紀さんも手記を載せてはりました。笑えました。ちょっと泣けました。
吉弥さんの師匠の吉朝さんのいい話も混じえてです。


藤本さんは「ちかえもん」でも吉弥さんをなんともいいところに配してくれるし。
この人の脚本のドラマは「平清盛」も楽しく見ました。いずれもなんともいえず優しく逞しい人がいっぱい出てくるイメージです。つまりは落語なんですね。




物販

堺の「にじゆら」さんの染める手ぬぐいです
わたしもえみこも手ぬぐいが大好きで、素敵なのを見ると財布の紐があっというまに緩みます


てぬぐいが羽織の形に折られて売られています



落語の後、なぜかタイ料理を食べに行きました
黒板の象の絵も可愛い

ビールは忘れない。