6月22日にNHK番組「浅田真央 笑顔と強さと~思い出のNHK杯フィギュアスケート」が放映されました。
今は、引退しているので真央さんと呼んでもいいでしょうから、そのように呼びたいと思います。
真央さんが引退してから、真央さんの滑りを見ることも少なくなりました。
久しぶりにその滑りを楽しく見ることができました。
私が、フィギュアスケートを見るようになった頃、活躍していたのは、伊藤えみさん。
そのころは、フィギュアスケートに夢中というほどでもありませんでしたが、氷の上が苦手な私にとって、氷上で技を披露する選手に、目を見張る思いでした。
最初にトリプルアクセルを跳んだのは、伊藤えみさんで、そのあと真央さんが跳び、世界に飛び出していっています。
女子選手では、なかなか跳べなかったトリプルアクセルを、真央さんは飛び始め、高得点の保持者になっていきました。
森元首相が、オリンピック大臣になった時、言いましたね。
「浅田選手の滑りを見ていると、ハラハラするんだよ」
ちょっと、軽くおっしゃったこの言葉ですが、批判を受けたこともありました。
この当時、私もいつもハラハラして、真央さんの滑りを見ていましたので、森元首相が思わず言われた、この言葉に含まれる気持ちが、よくわかりました。
でも、世界の大会で高評価を受ける選手に成長して、私たちを魅了してくれました。
そんな、真央さんの成長ぶりを追った、この番組「思い出のフィギュアスケート」を見ていて、思いました。
「あぁ、やっぱり素晴らしい滑りだなあ・・・」
最終盤は、佐藤信夫コーチに師事を受ける選択をして、これまでにない真央さんの滑りを見ることができるようになりました。
真央さんがピックアップした「思い出の滑り」で選ばれた「愛の夢」。
佐藤信夫コーチについてからの、最初のフリープログラムです。
この「愛の夢」を滑る真央さんを見て、タイトルにあげた「今、見つけた浅田真央選手の魅力」の話題になった次第です。

ロシアのタラソワ氏に指導を受けていた時期の、真央さんは、華やぎと技量と美しさが溢れ、開花が頂点に達した感がしました。
同じようにお母さんの死など、多くの苦難も降り注ぎ、心が落ち着いたところで、佐藤信夫コーチに指導を受けることに・・・・
番組の中でも言っているように、滑りの基礎からの指導が行われたとのこと。
このことは、「愛の夢」の滑りを見た時に、実感しました。
「あぁ、本当に滑りが変わっている・・・」
体と表現が一体化した滑らかな滑りです。





この変化を、当時の私は気がついていませんでしたが、今は、フィギュアスケートのことなら、おしゃべりが止まらない私ですから、変化が見て取れます。
一気にキム・ヨナ選手とのオリンピックのメダル争いにまで、駆け上りました。
真央さんが、注目を集め、期待される存在になったころ、15歳?当時、小泉首相が
「オリンピックに年齢制限があって、残念だね」
って、言われたことを、何故か忘れられずにいました。
でも、その後、バンクーバーオリンピックでは、キム・ヨナ選手と争って銀メダル。
ソチオリンピックでは、ショートで16位、フリーで高得点を出し6位という涙の結果でしたが・・・
でも、やっぱりフリーは素晴らしい滑りでした。
2017年に現役引退しましたが、東北大震災などでは、地元の人のためのアイスショーをするなど、活躍は続いています。
改めて、真央さんの魅力に バンっと100点!! をつけたいと思います。😁
私が、浅田真央さんのことを話題にしたのは、初めてですか・・・ね。
いつしか羽生選手や宇野選手、紀平選手に気を取られ、真央さんに感謝の気持ちを表現せずにいました。
真央さんの滑りから頂いた、喜びの瞬間に感謝します。
😊 フリー画像です。私の画像ではありませんが・・・夏の訪れに贈ります。
