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hitonohuukei

人の風景 emiko life 20話  スイスの大自然

スイスを訪れたのは2007年8月です。

もう、10年以上も前のことです。

当時の私は、新聞を発行していて、写真撮影の機会が多く、人以外にも山や花などパチリ、パチリ。

でも、スイスを旅した後、何年かは、山や雲などの写真を撮らなくなりました。

何故か‥?

生まれてから2007年8月までの間、こよなく愛した日本の自然が小さくて、狭くて、薄くて‥。

私って地球を知らなかったの?って、ショックを受けたのです。

スイスには、雄大な山があって、その山を駆け上る真っ白い水蒸気が雲になって、刻々と自然が変化していました。

広大な大地に連なる国の自然ってこうなんだなあと思い知らされた感じでした。

小さい国、戦争をしない中立国のイメージをもっていたスイスですが、国内に展開する自然の雄大さに圧倒されました。

その自然の中で、1週間を過ごして帰国した私が、見た日本の山、雲‥に、私はカメラのシャッターを押す高揚感を覚えることができませんでした。

スイスでは、ハイキングを楽しみました。

アイガーの麓、グリンデルワルトを拠点に3泊してハイキング。

まずは、グリンデルワルト駅を出発して、クライネ・シャイデック駅で乗り換え、ヨーロッパ最高地点の駅ユングフラウヨッホに向かいました。

行きは登山鉄道を楽しみ、帰りはクライネ・シャイデック駅の手前の駅で降りてハイキング。

ユングフラウヨッホ駅を降りると、レストランや展望台がありました。

周囲はアレッチ氷河やユングフラウやクライネ・シャイデックなどの山々など連なり、眺望を楽しめました。

帰りのクライネ・シャイデック駅までのハイキングも格別でした。
 
  
 (左)登山鉄道に乗って満悦! 
 (右)ワイヤーロープで宙吊りで滑り降りるアトラクションを楽しんだあと、ハイ、ポーズ。

  
 (左)クライネ・シャイデック駅までハイキング。
 (右)氷が崩れ落ちる音が、こだまのように周囲に響き、驚くほどの大きな音に。

次は、グリンデルワルトからロープウェイに乗って、フィルストに行き、バッハアルプゼー湖までハイキング。

沢山な人が歩いていました。

正直な話ですが、途中でふっとスイスにいることを忘れました。

というのは、行き会う人達の中に日本人、中国人、韓国人と思われるアジア人系の観光客が沢山いたのです。

  
 (左)放牧の牛も人馴れしてるかな‥ 
 (右)アイガーやファウルホルンを背景に

  
 (左)行き交う人はいろいろな国の人です。 
 (右)さあ、バッハアルプゼー湖畔です。きれい!

帰りは途中でロープウェイを降りて、初体験のギアのない自転車乗り。

ギアのない自転車で坂を下りるというこの挑戦は、ヒヤヒヤもの。

私は遠慮して、歩くと主張したけれど、自転車の人に追いつけないので、乗ることに。

ところが、おもしろい! この、ギヤなし自転車が私にとって、スイス旅行の一番、楽しい思い出になってしまいました。

正直な話をしますと、現在、自宅の近くの坂道、カーブのある30mほどの道をギヤをしないで乗ってしまいます。

交通事故を考えると交通違反で捕まりそうですが、この冒険が瞬時に私をスイスに連れていきます。(これは、内緒の話ですが)

  
  (左)さあ、到着地に近くなりました。
  (右)着きました。みんな笑顔です!!

マッターホルン。

ここに行かなくてはちょっとスイスに行った話しが小さくなるかもしれません。

グリンデルワルトを出発して一路、ツェルマットへ。

ツェルマットから登山列車でマッターホルンへ。

パノラマの眺望が楽しめる山岳ホテル クルムホテルに宿泊。眼下に氷河、眼前にマッターホルンという雄大さをパノラマで楽しめました。

さすがに標高は高く、3000m級。朝、マッターホルンの朝焼けがきれいに展開され、堪能しました。

帰りは、登山列車を利用して、マッターホルン周辺のハイキングは行いませんでした。

  
 (左)クルムホテル・ゴルナークラートの外観 
 (右)レストランは山岳とは思えない室内です。

  
  (左)標高4478mのマッターホルン 
  (右)早朝、マッターホルンの朝焼けを見ました。  

今日は、突然スイスの話題になりました。

ご一緒した方のご主人は、一昨年、5月に亡くなりました。

とりあげた赤ちゃんが1万人ほどになる産婦人科の名医でした。

久しぶりに写真を拝見し、懐かしく思いました。

ご冥福をお祈りしております。


 😃 足利市 織姫公園のハイキングができる山並みで孫二人

   
     宝物 孫二人

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