たまたま松居一代さんの
アトピー本に目をとおした・・
忘れてた・・ミコも幼い頃からずっとアトピーに悩まされてたんだった。
今は、以前よりも全然なくなり季節に応じてたまに出るくらいで、昔の苦労・・・すっかり忘れていました。
アトピーで経験する痛みは実際経験した人にしかわからないものがたくさんあると思います。
眠っている間に、無意識にかきむしり朝になると血だらけの体や指先・・
ベッドに両手を縛り付けて眠っても朝にはほどけ血だらけ・・・
痛んだ肌をもつ自分を恥じ、人の視線が胸にささる心の痛み・・。
「かかないぞ！」って意識でなんとかなるものじゃなかったなぁ・・。
何よりかゆみを我慢しきれない、どうしようもない自己嫌悪感・・・思い出すなぁ。
皮膚の弱さゆえ、美顔機の勧誘に応じ、皮膚はさらに悪化し、漢方薬買ったり、薬になやんだり・・病院探したり・・
お岩さんのようにボロボロになってしまった自分の顔をみて泣き崩れた時も・・。
誰も悪くないのに、どうして私はアトピーなの？
アトピーじゃない人もいるのに、どうして私なの？
こんなんじゃ、将来 誰も お嫁さんにもらおうと思えないよなぁ・・
あたるものや恨むものもなく、自分の人生に不安をかかえてた事もありました。
アトピーの特効薬ってなんでしょう？
体験して思ったのは、その人によって、「あう・あわない」がある事かな。
当事、ミコ以上にお母さんやお父さんは苦労して胸をいためていたんだろうなぁ・・。
（おとうさんおかあさん、今幸せだよあの時は本当にありがとう！
）
現在、ミコはアトピーと仲良く付き合っていく道を選択しています。
大変な苦痛をして完治する事がすべてでないと思いました。
アトピーがひどくならないように、ストレスや使用する製品に気配り
・・自分の体と相談しながら、何より前向きな考え方が大きいかも。
経験上思えるのは、アトピーの人は「きっと、これでアトピーが治る！」と言う言葉に弱い人が多いはず・・でも、人を信用しても治るとは限らないので、よーく考えてから行動にうつしたほうがいいと思います。
そんな人には、この松居さんの本は精神的にすごく参考になると思います。
今だから思えます、「アトピーの経験したのも意味があるんだ」って。
経験したという事は、この経験も何かに生かせるはず！！って。
経験したつらい事を思い出すだけで、
今、アトピーがひどくない「ただ普通に過ごせる事」がありがたいって思えます。
（昔の自分（今の自分）に言いきかせる気分ですが・・）
今もアトピーでお悩みの方へ・・・
きっといろいろ複雑な思いや経験をしていると思います。
きっとその経験も「必然」で、耐えられるからこそあなたに課せられたんだと思います。あなたなりの乗り越え方で人生の糧にしてください。
頼れるのは誰でもなく「自分自身」です。
その痛みが少しでも癒されますように・・
前向きに一度きりの人生「楽しく」生きていけますように・・
ミコも心機一転、感謝を忘れずいきていこうと思います。
感謝いたします。
