お茶の楽しみについて、先生はこうおっしゃっています。
若い頃には、若いなりの楽しみがあってね。
年をとってくると、違う楽しみ方になってくるのよ♪
私なんて、家では「おばあちゃん」って呼ばれているけれど、お茶会ではまだまだ若手なの・・・「そこのお若い人、お任せするからよろしくね」なんて普通に声かけられてるのよ！そんな声をかけてもらうと、まだまだ若いって思うのよね・・。
もし、お茶を知らなかったら、今ごろはただのおばあさんで誰も振り返ってくれない寂しい人になっていたかもしれないわ。
でも、幸せな事に、私にはお茶がある！お茶はたくさんのものを私に与えてくださるの！そこに幸せがあると、私はおもうのよねぇ・・・まさか、今の状況になる（先生になる）とは思っても見なかったけれど、本当に若い頃お茶をやっててよかったわ！
そして、先生はよくおっしゃいます。
「たとえ、どんなことがあっても、お茶を通してつちかったモノは誰にも奪えはしないのよ！」
私も、全くそう思います。
たとえ、この身が朽ちたとしても、技能や培ったもの、見えないモノ「経験」「心」は誰にも奪えないし、唯一あの世にもっていけるものなんじゃないかと・・。
これからも、お稽古に励み、更なる成長を遂げたいと思います。