シティに泊まろう

アメトイで綴るおもちゃ達の日常

ヒーローズ・リボーン その16

2020-11-12 09:32:39 | 長編






現在
ここはシティの公園・・・





ブリンク「そうね・・・死んだうさみは同じく死んでいたキャプテンアメリカと合流し、生き返るための最終試練 ”狩りの試練” を受けていたわ・・・」




ブ「
1匹目(ヒーローズリボーンその8
2匹目(ヒーローズリボーンその13)と無事討伐し
最後の1匹となる雌爪獣を追って岩山へ向かった 所までは話したわよね・・・」

















過去
ここはあの世の岩山地帯・・・


続きです
前回:ヒーローズ・リボーン その15
















ヒュゥゥゥゥゥ・・・




キャプテンアメリカ「・・・・・・」






ELVISうさみ「どう?いた?」
キャ「・・・いや、見当たらないな・・・」




E「ほーん、そっかぁ」
キャ「・・・お前それ」





キャ「なに飲んでんだ!最後の回復薬だろそれ!」
E「い、いいだろちょっとぐらい!これ美味いんだよ!」



キャ「美味いんだよって、ジュースじゃないんだぞ!温存しとかないと後で困る事になるぞ!」
E「あっ!」



キャ「あぁっ!」



キャ「あー・・・」





E「あちゃー・・・」
キャ「拾いにいくか・・・」
E「ごめん・・・」




カサッ・・・
















E「ひいぃ、結構急斜面じゃんか!」
キャ「落ちるなよ、怪我しても回復薬は無いんだからな」




E「だからごめんってば・・・ちょっと!そんな先行かないでよ!」
キャ「はいはい・・・」


E「ん?」


E「なんだ?」
キャ「おーい早くしろ!このドロガメ」
E「わ、わかったよ!今行くから!」








E「うわー・・・こんな狭いトコ入っていくわけ・・・?」
キャ「誰のせいだと思ってるんだ・・・」







キャ「まったく・・・親の顔が見てみたいよ・・・」
E「うわぁ!!蜘蛛だ!!」
キャ「うるさい!」













E「ふーっ!やっと広いトコにでれた!」
キャ「やれやれ・・・おっ、あったあった。」




キャ「こんな所まで転がってきたのか・・・」
E(ん?・・・んんん?・・・・・・爆弾!?






E「はっ!」




キャ「これは私が預かっておくからな」
BOMB!ズズズズ・・・

キャ「何の音だ?」
E「危なーい!!上の岩盤が落ちてくる!!!」



ガッ!

E「体幹がしっかりしすぎている!?」

ズズズズーン!

E「うぎゃああああーーーー!!!」プチッ













キャ「お、おい、うさみ?うさみ!!







???「運が悪かったわねアナタ。苦しんで死ぬことになるわ」
キャ「なにっ!?」

キャ「グゥッ!!」






キャ(・・・速いッ。こいつはいったい・・・クソッ、また来るッ)








???「ヒョォォォォォォーーーーーー!!!」

キャ(速いッ!だが見えるッ!弾いて・・・ッ!)



キャ「ICBMパンチ!!」
???「フンッ」ガシ
キャ「?!」

???「終わりよ!・・・ムッ!」

???「・・・っと」

???「・・・あの体勢からも投げられるのね。流石だわ」
キャ「・・・どうも。君が雌爪獣かい?」
ユリコ「ここでどう呼ばれているのかは知らないけれど、あなたにはユリコって呼んでもらいたいわ」

ユ「短い付き合いになるだろうけど」ニヤリ
キャ(クッ、読まれていたか・・・)






キャ「ユリコさん、か。かなりの武芸者とお見受けするが、ここにいるという事は君も死者なのかい?」
キャ(傷が深い・・・一度回復して体勢を立て直さねば・・・回復薬は・・・)チラッ



ユ「そう私一度死んだの。でもここって居心地が良くって、今はあなた達みたいな生にすがる亡者に引導を渡してあげてるの。」
キャ(無い?!ついでにうさみもいない?!)


ユ「ねぇ聞いてるの?お喋り中によそ見?どうして?私の顔が怖いからなの?
キャ「ハッ!」

ユ「あんたもなのね?!いいわ!もういらないッ!!死ね」


ユ「秘技・同じトコ斬り!!」
キャ「ぐぅぅぅぅ!!」
ユ「もいっぱあああああつッ!!」



キャ「ぐわあぁぁぁぁ!!!」

ユ「あぁいいわ・・・やっぱりこの世界は私を必要としてくれてる・・・」フーッフーッ
キャ「ううぅぅぅ・・・」




E「うおおぉぉぉ!!そこまでだッ!」




E「爆弾突撃じゃあーー!!!」
ひょいっ

E「のわあーー!?」コケッ

E「うわわわーー!やばい!!」

E「やばい!ごめんなさい!どいてください!!あやまります!」







E「うわあああ!!たs













ユ「なんだか見たことのある顔だった気がするけど・・・もう確認できそうにないわね」

ユ「さて、終わりにしましょうか」




































現在


ここはシティの公園・・・


タランチュラ「なんてこった・・・大ピンチじゃねぇか・・・」
タ「んで、どうなったんだよ、続きは?」



ブリンク「・・・zzz」
タ「おいおい嘘だろ!こんないい所で寝るかフツー?!」



タ「なんなんだこの女・・・イキってビールなんか飲んでたくせに酒めっちゃ弱ぇのかよ・・・」




タ(・・・・・・・・・・・・乳揉んだろかな・・・)





つづく!



















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