GARNET CROWレビュー

2010-06-01 22:49:10 | GARNET CROW
「As the Dew」90点
コナンタイアップとして結構長い間かかっている曲ですね。ベストアルバムの通常版に収録されています。この曲、GARNET CROW節炸裂!ってかんじですね。すごくいいです。
途中途中の間奏で入るキーボードがすごくいい味出してます。古井さんナイスです!
ここ最近は必要以上に明るい路線に走りすぎて、本来の完成度の高さなどを失いつつあった気がするので、このような作品は本当にうれしいです。それに、初期の作品はただ暗いだけでとっつきにくいところがありました(聞くと味わい深いんですが)。しかし、この曲は幻想的な雰囲気を醸し出しながらも、どこか聞き心地がよいというか、とっつきやすいんですよね。もちろん完成度もとても高いです。これからも期待してます!

「Over Drive」85点
タイトルがGARNET CROWっぽくないwということは置いておいて、シングルでは「夢のひとつ」以来の快作。「百年の孤独」は薄っぺらくて飽きが早かったし、「Doing all right」は問題外。「花は咲いて ただ揺れて」はかつての暗い雰囲気のGARNET CROWを復活させたような曲でしたが、実際初期の劣化のようにしか思えませんでした。
しかし、この曲は違うんです。GARNET CROW中村由利の書くポップなメロに、古井さんの明るくしかし軽すぎないアレンジがいい感じにマッチしていて、GARNET CROWの幻想性とここ最近のポップさをうまく融合した曲だともいえます。耳残りのいいメロディ。しかし、軽すぎて消えていってしまうような曲ではなく、完成度も高い。新たなGARNET CROWの一面が垣間見れた気がします。コード進行から曲の構成から、かなりの部分が嵐の「Everything」に似ていることには触れないでおきますw