「食品偽装告発」の西宮冷蔵、再建、軌道に乗る。

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ビジネス・アイディアです。

西宮冷蔵が「誇れる」もの、それは「信頼」でしょう。もっと言えば、「絶対に産地偽装は無い」ということだと思います。

ご存じのように、アメリカ産牛肉が「圧力」により、全頭検査なしに輸入再開になります。彼らは今でも肉骨粉をエサに使っています。ヤコブ病＝狂牛病は、潜伏期間が数十年あると言われ、もしかしたら後の世で、薬害エイズのようになるかもしれません。

アメリカ産は買わないようにする、という消費者の自衛策は、この国では成立しません。

「アメリカ産」と書くと売れないから、「国産」や「オーストラリア産」と偽って売ってくることが十分に予想されます。実際、今でも国産牛肉の出荷量の何倍もの量の「国産」表示の牛肉が出回っていますから、食品業界の体質は、ちっとも変わっていないはずなのです。

抜き打ち検査と言ったって、今まで何回、検査日時の情報が漏れ、役人の癒着が噂されたことか・・・。そこで、

～「あの」西宮冷蔵が保証する～　絶対、米国産の混入してない牛肉です！

ってのはどうでしょうかね？ これはなかなかインパクトあると思います。廃業に追い込まれようとも、断固偽装しない、全国一有名な冷蔵所ですから、信頼は得られると思います。

また「圧力」がかかるかもしれませんが、消費者は支持してくれるのではないでしょうか。家族の中でも、冗談交じりに話題になりました。

「アメリカ産牛肉、結局圧力に負けて、甘い検査で入ってくるね」「そうだね」「相変わらず肉骨粉使ってんでしょ。もうアメリカ産は買わない方がいいかもね」「いや、だめよ」「どうせ『オーストラリア産』とか札張り替えて並べるわよ」「それもそうだね」「ここは偽装しない、っていうところはないのかね」「ないわよ」「西宮冷蔵ならどうだろうね」「（笑）。ああ（笑）、あそこならやらないかもしれないね。」「潰れても告発したくらいだからね」「いや、支援者の力で復活したらしいよ」「へぇ、そうなの」

「そういう商品どうだろうね。『あの、西宮冷蔵が保証する』国産牛肉です！って」「面白いかもね」