元光GENJIの赤坂晃、覚醒剤所持で逮捕。

赤坂晃：光GENJIのデビュー曲「STAR LIGHT」で、美しいボーイソプラノを聴かせていたのが彼である。同グループでは唯一ジャニーズ事務所が「切らなかった」人材で、ドラマ「ホテル」にレギュラー出演するなど、光GENJIの中では「グループ後」が最も順調だったように見えた。しかしやはり「明日には仕事がなくなるかも知れない」というのは、想像を絶する恐怖のようである。2007年10月28日。都内の路上にて、覚醒剤所持の現行犯で逮捕された。

日刊スポーツ：元光GENJIの赤坂晃、覚醒剤で逮捕

朝日新聞：元光GENJIの赤坂晃、覚醒剤所持で逮捕

ニュース：イザ！光GENJI元メンバー、覚醒剤所持で逮捕

読売新聞：光GENJI元メンバー、覚醒剤所持で現行犯逮捕

勿論、重大犯罪であり、犯罪組織を肥え太らせ、間接的には市民を危険に晒す事案である。しかしながら、何となく可哀相な気もしてしまうのは何故だろう。やはり、アイドルという存在自体、大人のエゴで「子供を商品化」して儲けている行為である。勿論、これを完全否定したら、子役が出るテレビも映画もなくなってしまい、制作活動に深刻な影響が出るわけで、禁止にできるはずもないのだが。

最近は、自分で履歴書を送ってアイドルを目指す男の子も増えてきたが、記憶するに、彼の場合はそうでなかったはず。売れてしまえば寝る間もなくなる職業。学校に行く暇さえあまりなかっただろうし、否応なしにアイドルの道へ、っていう奴だろう。

無事売れ続ければいいが、売れ続けて、一線に残れるのはデビューして一度は売れた中でも、200人に1人くらいだそう。吉本興業の無料育成コースのパンフに、確かそんな事が載っていた。

アイドルも、大変だねぇ。

せっかく再放送中だった「ホテル」も、緊急打ち切りだそう。元々ミュージカルに出演中だったのをジャニーズ事務所に釣り上げられたそうで、芝居は悪くなかった。同グループでは一番よく見る顔だったし、むしろ心配なのは他のメンバーの方だと思っていたが。裏では不安に押し潰されて、薬に依存し始めていたとはなぁ。春頃から使っていたというが、恐らくマークされていたのだろう。いくらベテラン警官でも、路上を歩いているだけで、そこまで分からないだろうから。