押しボタンスイッチを
”ポン” っと
押すだけで、色々な効果音が出せる・・・ そんな機械を
「ポン出し」
と呼ぶらしい。
ヤフオクで組み立てキットとして売られている ポン出し機を見つけて
面白そうだったので、購入して組み立ててみた。(今時点で¥3755円)
おそらく 個人で電子工作を楽しんでおられる方で、
それでも ちゃんと Ki CADを使って 基板化 して、
製品のように整えて 売っておられるようで、
この手間と努力には頭が下がります。
ヤフオクで「ポン出し」のキーワードで探せば
簡単に見つかるでしょう。 今なら。
キットの中身は、↓ こんな感じ。
ヤフオクの 説明文 ↓ にも
”説明書は、親切ではありません” (笑)
と、書かれていた通り、お世辞にも
分かりやすい説明書が入っている訳ではありませんが、
製作は 簡単で、初心者でも まず 失敗する事はないでしょう。
付属の マイクロSDカードに、
色々な音が入っています。
今回、このキットを試したのには、1つの目論見があって、
SDカードに入ったファイルを FATフォーマットで 読み書きするのに
簡単な方法は無いものか? と 考え 探していたからです。
(右は生基板)
この写真の左側↑ の DF Player-mini というモジュールが、
μSDカードのコネクタも込みで、制御CPUも入っている
MP3プレーヤーです。
かなり 安価に売られているようで (9ドル程度)、
一から 苦労して手半田で製作するより、楽だろうと思って
試してみたいと考えているのです。
1.製作開始
まずは、この「ポン出し機」が
ちゃんと動作するまで、組み立ててみたいと思います。
回路図 ↓ は こんな感じ。
電源回路とスピーカ、あとは スイッチの山です。
背の低い抵抗からの取り付けとなりますが、
各種 値の違う抵抗も 山もり ですので、それを間違えないように
(テスタで値を確認しながらハンダ付けすると確実)
電源回路まで出来あがったら、
コネクタも取り付けて(DF Playerを取りつける前に)早速、電源を
入れて確認しましょう。
DC5V出力のACアダプタも 同梱されているので安心です。
電源を入れた時に、黄色のLEDが点灯することを確認しながら、
テスタの電圧レンジで、5V ⇒ 4.2Vが
正確に出せるよう 青いボリュームを回して調整します。
この 4.2V という 半端な電圧が、DF Playerの推奨電圧です。
電圧が決まったら、
その他の部品を付けていきましょう。
注意すべき点は、DF Playerモジュールの「挿し込み向き」です。
(逆挿しも出来てしまうので要注意)
SDカードが手前から抜き差しできる向きで正解です。
2.操作説明
使い方を説明するまでも無く、簡単です。
① SDカードを差し込んで
② 電源を入れ、
③ 好きなボタンを押せば、それぞれの効果音が鳴ります。
クイズの正解音 「ピンッ ポン」 だったり、
不正解音 「ブッブー」 だったり、
学校の終わりの 「チャイム」だったり・・・
14種類程の 色々使えそうな音色が 楽しめます
。説明が必要だとしたら、白いスイッチぐらいです。
「Prev/Vol-」と 「Next/Vol+」という 白い色の押しボタンスイッチが
2個づつありますが、(どちらを押しても同じ)
短く押せば、「前の音」 と 「次の音」の再生として機能しますが、
長く押すと 音量=スピーカのボリュームを変更できます。
最大音量だと、かなり うるさい位の大きな音で鳴りますので、
外部アンプを付けなくとも、十分 使えると思います。
回路設計の観点からも 応用できるアイデアが いくつかありますので
おいおい 取り上げて行きたいと思っています。
とりあえずは、音が鳴ったので
ここまでとします。
小一時間もあれば 完成できます。
簡単で しかも 楽しいですので
あなたも 挑戦してみてはいかがでしょう?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます