秋元松代賞受賞おめでとうございます。

市村さんが受賞なさったと、朝日新聞で発表されていたそうです。お知らせいただいてありがとうございます。
市村さんは毎年、なにかしらノミネートされたり受賞されたりなさってるので混乱しますが(^o^;。これって朝日系の賞なんですよね。読売演劇大賞はまだノミネート作品が発表になってる段階です。

こないだ、ラカージュを見た後で帰宅して「世界遺産」を見ていたら、市村さんの声は本当に不思議だと思いました。あのナレーションって、なんていうんでしょうか…賢者の声、というか。濃厚なんだけど透明な。情感は溢れてるけど、肉体をあまり感じさせないような。「声」としての機能に徹してらっしゃるような。
生身の市村さんの姿に接した直後だけに改めて、（この人、誰？）と画面に見入ってしまいました。姪っ子が言ってた「ミュウツーの声、なんか凄かった」というのもこれなんだろうなと思いました。

それはもちろん演技力の賜物ではあるんですが、声質そのものも本当に特殊というか、特別だと思います。
時に金属的なほど鋭く高い、時に陶器のようにまろやかな、誰にも似てないあの「声」が市村さんの強みですね。


あ、そうそう、朝日新聞といえば、三谷幸喜さんの連載があるはずですが、そこで三谷さんがオードリーを、特にツッコミの方のほうをほめてらしたそうです。三谷さんオードリーお好きなんですね。
私もオードリー好きなんですが、私が好きになる人は大概その後ブレイクします。われながら一般的で月並みな好みなんだろうなあと思います(^_^;。でもオードリーいいですよ。ツッコミが話を進めていくコンビって実はあんまりいないですよね。ボケとツッコミの仕事量がイーブン、どっちもよく働いてる感じがするところが好きです。