子供が借りていたDVDを返しに行ったついでに、新しいのを借りてきた。
「Ray」
演じる俳優があまりにも似ていると話題になった
レイ・チャールズの映画
ホントそうだった。と言うよりは本人そのものの様な気がする。
何でも、ピアノも歌も吹き替えなしにやっていたらしい。
凄すぎ。
それにしても、レイ・チャールズってすごい人生送っていたんだなー。
ドラッグや女におぼれるのも、ミュージシャンならよくありそうな
はなしだけど、それよりもそこに至った原因。
幼い頃の弟の死への許しと
本当はもうちょっと優しく受け止めて欲しかっただろう母親への思い
この思いがレイを作っていたんだろうなと思った。
この映画だけで、レイの母親像を作ってしまうのは乱暴な話だけど、
自分の子供がたとえ目が見えなくても、自分一人でしっかりと
自立して生きていけるように育てた、その姿に深く感銘を受けた。
今で言うスパルタ的なところはあるけど、そのそこには
自分の子に対する信頼と愛情があったからこそ、できたんだろうし
レイ・チャールズももちゃんと伝わったように思う。
きっと実際はいろんな思いが巡っていたんだと思うけど、それを置いて
子供にちゃんと伝えていく姿に、「自分はどうなの?」とつい
重ねてしまった。
知識や頭だけでは子供は育てられないね。
2回も見てしまった。午後が眠い