相当へこんでます。
で気を取り直して・・・
本当は前日の夕方から出て、どこかで野宿でもと考えていたけど
あんまり準備もしてなかったのと、深夜何も分からないところで泊まるのも
めんどくさくなったので、早寝して深夜に出発することにした。
幸いというか四国に渡る柳井発のフェリーは深夜も運行しているし
約2時間半は寝れる。
さて、そんな状態でどれぐらい走れるかな?
と言うことで、土曜日はさっさと寝て0時に起きる。
起きてます。はい でもねむー
ごそごそと起きて準備開始。
さすがに涼しい。走っててもちょうどいいくらい。
何ってったって足が暑くないのがいい。
我が空冷エンジンは、足のちょうど先にシリンダーが張り出しているので、
この季節の昼間は、分厚いトレッキングシューズを履いていても
暑くて耐えられないぐらい。
今日は涼しいところを走ろう。
まずは高速に乗って熊毛ICまで。せっかくの夜間なのに
ETCついてないから割引効かない。
クソー 早く安い車載機出ないかなー
ICから柳井港までの県道は当然ながら車も少なく、あっという間についた。
2時50分発のフェリーに乗って5時半に着く。
まずは松山の市内を抜けて国道33号へ。山に入る前にガソリンと
コンビニで朝食。そこから久万高原へ。
当初の計画では、そこから四国カルデラを通って四万十川沿いを走ってから
石鎚スカイラインを走って帰れればと思っていたけど、
この季節昼間は車が多そうなので、まずはそちらに行くことにした。
久万高原に上がるとバイクで走っていると、ちょと冷える位になった。
上の方は朝靄が多くかかっており所々青空が見えたりで、
いい日になりそう。
途中、県道21号沿いにある古岩屋で一休み。
この辺りはまだ余裕です。
さて、突然決めた石鎚スカイライン。近づくにつれて
その深い山々にだんだん気合いが入っていく。
途中、スカイラインに向かう道すがら面河渓という看板が何度となく出てくる。
その道沿いに流れている川の水の色があまりにも透明できれいなので
ちょっとよってみよう。
それで行ってみると・・・・
いやーいいとこでした。
入ってすぐにあるのがたぶん関門と言われる大きな岩がそそり立ったところ。
はるか下の方には遊歩道がついているけど、そこまで降りて行くには
ちょっとためらってしまう。
写真に写っている木々も高さは20メートル以上はあるだろうから、崖の高さは100メートル以上はある。いやー絶景なり。
その先に五色河原というところ。その水の澄んだこと!
いやー飛び込みたい衝動に駆られるも、手をつけてみて止めた。
こんな冷たい中に急に飛び込んだら、心臓とまるわ。
一人だけでは川には入れません。
その上には亀原なる岩壁が朝日に光ってます。
岩肌にはそこかしこにケイビランやイワヒバがくっついてます。
上流にはキャンプ場もあるみたいなので、
駐車場にバイクを止めて、ヘルメットを脱いだだけで、
カメラを持って歩き始めてしまった・・・
川沿いには大きな木々が生えていてとてもいい感じの森が続く。
一つ目のキャンプ場を越えた当たりに看板が立っていた。
「パノラマ台」 と書いてある。
はーこれを行けばあの崖の上の見晴らしのいいところにいけるんだな
と思って、その遊歩道を歩き始めた。
遊歩道は・・・ほとんどは利用されていないような感じで
石を積んだような感じのでこぼこした道上には草やこけがはえており、
歩きにくい。
だけどその分、ホントに人があんまり訪れていない感じの樹林が
続いている。はえているモミやツガなどもかなりの大きさだ。
しかし、行けども行けども上にはつかない。
暑い
ジャケットを脱いでも、 暑い
替えのTシャツは持ってきてないんだよなー。
かれこれ30分ぐらいは登ったろうか。やっと尾根に着いた。
が・・・あまりに森が深くて周りが見えない・・・
何となくそんな感じはしたんだけど、やっぱりそうか。
その先にも遊歩道は続いている。下の方に見える尾根の方に
つながっているようで、その先はどこまで行くんだろうか?
ひょっとしてこれは下の駐車場にでも戻るんでは?
とも思ったが、降りたはいいけど、とんでもない所に出たらどうしよう?
尾根にはヒノキやコウヤマキがはえていて、
風も通って気持ちがいい。
ふと辺りを見ると倒木にヒノキの実生があった。
ここは天然林なんだ。まだこんな所があるんだね。
この実生が私の胴回りと同じぐらいになるには
どれぐらいかかるのだろうか?と思いを馳せつつ
来た道を戻ることにした。
もう一度看板をよく見てみると、やはり尾根をぐるっと一周して
駐車場に戻ってくるようなコースになっていた。
いったいどれぐらいの人が行くんだろうか?
帰って調べてみると、ちゃんと展望台があって良いところみたい。
んーーー次回こそは・・・
帰ってくる途中に、トチノキの穴から水が流れているのを発見。
冷たーーー
頭から浴びてすっきり。
いいところでした。
でも今度はゆっくり来よう。