「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

中国共産党政府の大戦略を見誤るな!

2012年03月26日 | 中国共産党問題
いまさら常識的な事を言っても仕方ありませんが、今後50年後位を見据えた国家のグランドデザインを描いている国とそうでない国との国力差は、5年や10年ではわかりませんが、20年、30年という単位では確実にその差は見えてきます。

日本国内だけで、この20年間暮らしているだけだと「世界との差」はわかりませんが、自分の経験や他の知人の海外視察の経験を聞く限り、東アジアの新興国は、劇的に発展を遂げています。「将来に向けて発展する息吹き」のようなものを感じ取れると多くの方が言います。

この20年間、日本は本当に「うらびれた感じ」を否定できませんし、この期に及んで、「下山思考」などと言い出して、もう「発展するのは止めましょう」と国家の繁栄を手放そうとしているようにも思います。

ということで前段が長くなりましたが、14億人の人口を擁する中国という国が「本気で米国に伍する国力の拡大」を目指していくなら、今後の10年間でかなり肉薄し、さらにその後の10年間で、「追いつき追い越せ」という機運が出てくると見て間違いないですね。

これは経済の発展だけを指しません。経済覇権のみならず、これは軍事覇権も入る国家の大戦略です。

「全面展開で総力戦で米国に伍する」中国の本気さを感じ取るなら、もう2020年を待たずに日本は中国の軍門に下る可能性を感じます。

民主党政権になってから決定的にそう感じます。後世の歴史が「あの政権交代が間違いだった」と総括する未来だけは見たくないものです。

おそらく、2009年の衆院選が決定的だったと思いますし、もしも次期衆院選が本年2012年にあるとするなら、これが日本が主権国家として東アジアでイニシアティブを取るためのラストチャンスでしょう。

とにかく、「国際社会に日本はどう貢献したいのか」「日本なら世界に何が提供できるのか」今後50年間のスパンで出来ること、やれることを内外に力強く表明できなければ、もはやそこまでということでしょうね。

国連の場で出来もしない地球温暖化のための削減目標を言ったり、太陽光パネルを創ったりと表明する事ではないのですよ!そんなレベルの国家目標など世界は何ら必要としていないのですよ!

21世紀の半ばまでに100億人に向けて人口爆発する世界に日本はどう貢献するか!

このビジョンを国家全体で持たなければいけないのですよ!

このままだと2030年代には、中国に並んでインドが覇権国家となるチャンスを得るでしょうね。

その時まで日本が独立国家として存在できるか。この2020年までの残された7年半が勝負だという認識を日本国民全員で確認できない限り、可能性は厳しいと思います。

国内にありながら、日本の国益を棄損する政権与党の存在を日々許す日本に明るい未来はないと思います。

もう何回、何十回と言っていますが、民主党政権下で、砂時計の砂が落ちていくように「日本の国力」が毎秒毎秒失われているんですよ!

付帯事項の文言など、細かく決めれば決めるほど、所詮経済状況が急変すれば、自らの首を絞めるだけの無駄な表現になるんですよ!

何百人も集まって、何日もかかって何が法案の事前審査ですか!こんなものトップの一言で国民を説得できなきゃあ、やってはいけないのですよ!

日本がさらに発展し、繁栄する未来を描きたいなら、民主党政権と決別し、保守本流の政権を築く以外ありません。

「そんな、まだまだ大丈夫だよ」などと言っている人は、おそらくびっくりするような急展開が起こり、あっという間に転落していく日本に唖然とすることになるでしょう。

その最後に残された可能性に賭ける日本国民が結集する事を望んでやみません。次の衆院選がその最後のチャンスだと思います。




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