「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

希望の党の敗因は小泉元首相の「勝負勘」に頼った事から始まったと総括されるのでは?

2017年10月17日 | 憲法改正問題
 現時点での総括は早すぎるかもしれません。

誠に残念ではあるのですが、現在は小池都知事がご存じの通り「メディア選挙」の時代ですから、現時点での電話アンケート等の各調査機関による勢力報道が「大どんでん返し」になる可能性はほぼないと言ってよいでしょう。

9月25日に小池都知事は小泉元首相との会談をセットし、マスコミを騒がせて一気に新党立ち上げで勝負に出れば衆院選に勝てると踏んだわけでしょ?

ところが、さすがに希望の党の掲げる政策が、「憲法改正への前向きさ」が与党の補完勢力だと日本共産党から批判され、さらには「原発ゼロ」という伝統的な左翼政策の組合せの筋の悪さが祟って、本来支持したかった有権者に混乱を与えた事が敗因の一つと言えるでしょうね。まさに「ポリシー・ミックスの大失敗」ですよ。

さらには民進党を解党せずに希望の党への合流を進めたにも拘らず、小池都知事自らの「排除」発言ですこぶる有権者の印象を悪くしました。

おかげで民進党を飛び出し立憲民主党を立ち上げた枝野氏が、石原元都知事の称賛を浴びるほど「男気がある」との評価を受けて、寄って立つリベラル政策の分かりやすさも相まって俄然有利な衆院選後半の選挙戦を展開しているわけですよね。

米国政府も株価もすでに「安倍政権続投」を読みこんだ展開になっていますね。

申し訳ないのですが、衆院選終了後の国会は、民進党参院が立憲民進党と連携する可能性は否定できず、希望の党との遺恨を残した敵対的関係になることはあり得ますよ。

いったいなんのために希望の党を立党したのか?自業自得とは言え、よくよくお考えくださいませ。

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