あした天気になーぁれ

乳がんとの闘いや、子供達への想いなど…「今」の自分を見つめていくためにつづります。

病院への電話

2010-07-30 17:09:48 | 乳がん
今日やっとの思いで病院へ連絡してみた。

「次回の診察までにリンパのエコーも追加してほしいのですが・・」

そして症状を伝えてみた・・・。

看護師さんは丁寧に状況を確認しながら質問を重ねてくる・・・。
私は気になる部分を懸命に指先で探りながら答えていく・・・。

Q.「しこりの大きさ、形状は? まるっぽいですか、細っぽいですか」
A.(大きさはハッキリ確認できませんが 丸よりは細い感じです・・・ か・・多分)

Q.「場所はどの辺ですか?」
A.(首の付け根と鎖骨の端 その交差したあたりです)

Q.「触ると常にありますか? また大きくなったりはしていませんか?」
A.(気になり常に触るのが癖になりつつありますが、「ある」と感じたり、
感じられなかったり・・・ うんと強く押すように触った時に粒のような感覚があった
時もありますが、常に探り当てられる訳ではなく… 確信というよりは疑心暗鬼な感じでしょうか・・・ 以前より大きくなったと感じる事はないです)

などなど・・・

テキバキと端的な質問が繰り返される・・・

それに答えようと必死に指先に意識を集中して症状を伝えようとするけれど、
段々にしこりなのか、なんなのか、どこにあったかなかったか、これのことか違うのか・・・

分からなくなってくる、自分の感覚に自信が持てなくなってくる・・・

いったん受話器を置き、看護師が上司と相談・・・ 結果 次回の診察を待ってからとの事。

場所的に様々な筋が集まっている箇所であり、同じような相談で検査をする患者さんも多く、ほとんどの場合「筋」である という結果である事。

6月の主治医の診察で、触診に「所見なし」であり、短期間で指で触れるほどのしこりに
育つことは考え難いという事。

次回の診察までに半月と期間が短い事、
検査には主治医の診察とGOサインが必要であり、その主治医の触診をまって必要であれば
その後の検査でも遅くはない との判断によるものだそう・・・。

看護師さんと話しているだけでも少しは落ち着いた・・・かな。

治療後に不安になり、「検査して下さい」 「しこりがあるように思います」
という問い合わせは本当に多いのだそう・・・ だからといって
全てが同じケースであったり、不安からくる思いすごしとは限らないけれど・・・。

次回の主治医の検診は9/1

不安な気持ちを訴えてしっかり診てもらってこようと思う・・・。l

YOU 発熱!

2010-07-30 16:03:27 | 子育て
今朝起きたら

「ママ、頭痛い・・・ しんどい・・・」 とYOU
(「しんどい」はママの口癖? お子ちゃまには少しシブイ表現だけどいつもこう・・・)

体中が暑くて体温を測ったら7.7度。
すぐに8.5度まで上がり食欲もまったくない。


ぐったりしているのに病院に連れて行って、風邪だらけの待合室で延々と
待たせるのはどうか。
家で安静に寝ている方が良いのではないか・・・。
しかも今日は雨。

何度かのうたた寝のあと

「ママ、しんどい、頭痛い、お願いだから病院連れて行って」

「えーっ なんだかママが意地悪で連れていかないみたいじゃない・・・」
(わかったよ、行くよ行くよ・・・)

いつもの小児科へ予約をして(混んでる~!)
ぐったりのYOUとキャピキャピのSHEを車に乗せ出発。

どうやらお腹も痛いらしい・・・ 「気持ち悪い・・」
何とか持ちこたえ待合室へ・・・。

予約の番号まではまだまだ先・・  はぁぁ 1時間以上は待つかな  と思いきや
番号も来ていないのに呼ばれてしまった・・・


実はここの先生、私が乳がんだと知っているのです。

昨年、抗がん剤投与中、免疫が下がっているため出来るだけ待合室を避けたい一心だった私。中々来れない事、その理由を伝えると、子供たちの薬を大目に処方してくれたり、
万が一に備え、日持ちのする粉薬を次にかかるかもしれない風邪のために処方してくれたり、便宜を図ってくれました・・・。

新型インフルエンザの投与が始まった時もわざわざ電話をくれて「ご家族分予約をいれておきましょうか?」と。

私が感染しないよう、出来るだけ病院に来なくていいよう、配慮してくれました。

今日も多分その流れですぐに読んでくれたのではないかしら?
だとしたら 有難い・・・ でも待っていた患者さんには申し訳なかったな・・。

YOUは軽い夏風邪との事、良かった・・・。

家に帰ってからもずっと寝ている、それでも徐々に気分は回復している様子、
明日からは1泊で旅行の予定、行けるかな? 

SHEは「YOUちやぁん~ 一緒に遊ぼうよぉ 」となんども覗き込んでは「シュン」としている・・・。

そのうち一人で遊び始めてしまったよ・・・。



「かみむすびますからね、じっとしていて、ほら、まえむいて!」
(誰の真似?)

お人形さんの頭がゴムとピンで一杯一杯!鉄兜のようだわ、やりすぎよ!SHE!

しばらく一人で遊んで・・・ 飽きたかな?

「ねぇ ママ、ママ~ 」(ほら来た)

「パンツ はかせてよぉ~」

「・・・・・・・・!? 順番が逆だろがぁぁぁ」

どんだけパンツはかずに遊んでたのよぉぉぉ!


いつもは病院行くのはビビリまくりのSHE、
今日は「他人事だもんねーっ」 と♪ ふふんのふんのランランラン♪

ポシェットにクシャクシャの紙とペン、ブラシとクシ、その他ガラクタを詰め込み
ちっちゃな手には大きな指輪をはめ、意気揚々と病院へ!
「YOUちやぁん、だいじょうぶ?」 「チックンしないよ、きっと」などどのたまう・・・。

やっぱりSHEって おもしろい(苦笑)

この夏・・・ あの夏

2010-07-29 22:43:17 | 乳がん
この夏はとにかく「夏」を謳歌している・・・。

「暑い 暑い 暑い」でもなぜか 「心地よい」

それは多分 必死に、懸命に過ごす日々・過ごす夏だから!

毎日 毎日 毎~日 子供たちと一緒。

「こんな事が出来るんだね~ 去年は・・・」(あれっ知らない・・・)
「またあそこ、行っか・・・」 (あれ、いついったんだっけ?)

去年の夏の記憶、経験が飛んでいる、というより 去年の夏は 夏では無かった・・。

抗がん剤の副作用に苦しみ、自分の身に起こった現実を受け入れられないまま
「死」を意識する日々。

忘れたいけれど忘れてはいけない現実・・・。

YOU・SHEの真っ黒に日焼けした肌、キラキラと輝く笑顔、キャッキャという笑い声
何もかもに幸せを感じながら  なんと素敵な夏だろう!

ずっとずっと先に「そう言えばあんな夏もあったよね~」っと
他人事のように遠い目で語れる日がきますように。

平凡な日々を幸せだと思い続けることが出来ますように。

なんとなく、なんとなく、

この夏に、この日々に、子供たちに、パパに、友人たちに 
感謝したい気持ちでいっぱいだなぁぁぁ

夏休み

2010-07-27 17:10:55 | 子育て
いよいよ我が家にも夏休みがやってきた!

暑い夏・・・
毎日「何して遊ぼうか!」
子供たちはすでに真っ黒に日焼けしてピカピカと光って(テカって?)いるけれど、
まだまだ序の口・・・。

「ママ~ ママ~ 今日は何する? どこへ行く?」

でもでも、ママはすでにお疲れモード・・。

先日は寝起きに鼻血ぶー!
白目は血管切れてまっ赤っ赤! 

実はずっと首筋、鎖骨の違和感が気になっている・・・
指先で触るとなんとなくしこりのような、粒粒のようなものが・・・

あまり気にならない時もあるのだけれど、ずっと潜在的な不安から逃れられずにいる・・

8月末の定期検査では乳房エコーはあるものの、リンパエコーはなし。

電話して事前に追加検査をしてもらおうと何度も病院に電話をかけようとするけれど・・・

「怖い!」


今日も受話器を持って何度もかけようとしたけれど・・・ 本当に小心者。

医者の一言一言、細胞検査の痛さ、結果を待つ不安な気持ち、もうたくさん!

不安な気持ちを抱えながら日々過ごす事を思えば、ちゃんと検査をすべきだとは
分かっているけれど・・・。
「もし、万が一」と悪い方へ考えてしまう・・・。

そしてまたあした、受話器の前で決心がつくのを待つのだろうな・・・。


子供たちはそんな母の不安とはうらはらに底抜けに明るく底抜けに元気!

お祭り・スイカ割り・プール・公園・・・。

ママは・・・ママは・・・ ヘトヘトなのだよ~



YOUは水に浮かべるようになりまた一段とプールが楽しくなった様子。
SHEはあんなに怖かった水にチャッポリ入れるようになりました

二人とも今年は大進歩!

今日はママもお疲れでお家でゆっくり・・・ 
こうやって子供たちと戯れながらもパソコンに向かっています。


たまに邪魔されるけれど・・・ 二人で何やら楽しそうに遊んでいるよ~








たなばた

2010-07-08 10:28:14 | 乳がん
ふっと空いた時間にパソコンを開いてみた・・・。

報告したい事・・・ 沢山あるなぁ

日々の生活の中、いつもまるで誰かに話しかけるように、
ブログに書き連ねたい事が浮かんでくる・・・。

楽しかったこと、不安に思ったこと、子供たちのふっとした愛らしさ
「私は元気だよ~」 「ちょっと落ち込んでるの・・・」 などなど・・・。

中々ブログに向き合う余裕がないのだけれど、いつも私は「誰か」と
会話をしている・・。  それが救いになることが多い。

今日久々にブログを開いてみた・・・。 うん、やっぱりいいなぁ~。
自分と向き合う大切な時間でもあり、ブログを通じて様々な事を共有できる心地よさもある。

前置きは長くなってしまったけれど、タイトルは「たなばた」

そう、昨日は7月7日。

YOU・SHEの幼稚園の園庭に大きな大きな笹が立てられていた・・、

キラキラと風に揺れる園児たちのたんざくがとっても重たそう・・・。
笹なのか、たんざくお化けなのか・・・(苦笑)

友人が「ねぇ、YOUちゃんのたんざく、見た?」

「えっ まだだけど、どれ?」

たんざくお化けのような大きな笹の中から見つけるのは大変!

「ほら、あそこだよ」と教えてくれた・・。

たんざくお化け、そのなかの一番てっぺんに、
「あった あった YOUのたんざく」
まるで祭り上げられたかの様な場所にありました・・・。

「どれどれ・・・ 笹の葉が邪魔で読みにくいなぁ」

ままのびょう・・・ ままのびょうきがなおりますように 

そんな事を書いてくれたんだ・・・。

じゅわ~ っと涙が染み出てきた・・・。

他のお友達が「○○になれますように」「○○がほしい」と書いているときに

ありがとう、YOUちゃん! ごめんね、YOUちゃん・・・。

ずっとずっとYOUの頭の中を「心配」が支配していたのかな?
そうさせてしまったママを許してね・・・。


幼稚園から笹をおすそ分けしてもらい、お家でもういちどたんざくを書きましょう・・。

みんなでお願い事を飾ろうね・・・。





YOUは「かんごくさん(看護師さん)になりたい」
SHEは「・・・・」 絵を描きました♪

パパとママは「みんな元気で楽しく過ごせますように」 そんな所かな・・・。


なんとなくの日常、でも
毎日の「おはよう」「行ってらっしゃい」「お帰り」「ありがとう」「お休みなさい」

そんな事を当たり前に続けられる、そんな日々が一番幸せということじゃないかな?

それが「我が家の一番」 です。


毎朝 YOU・SHEが元気に出かけて行くこと。それを見続けられる事・・・。