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[アマランサス] 食生活について語ろう

2020年10月14日 | 美容ダイエット

・アマランサスAmaranthus  あまらんさす 

ヒユ科、中南米原産。ケイトウの仲間で以前から観賞用、食用として古代アステカ族やインカ帝国で主食として食べられていた。

一年草で草丈1mほどに成長し気温の高い時期に3ヶ月ほどで1mm程の黄褐色の粒で穀物、擬似雑穀・擬穀(ぎこく)として日本では岩手県、山形県、秋田県でおもに10月に収穫する。
野菜として葉が食べられるが、ねばりがなく、穀類としての種実は、もち種でもち米のように粘性があり、ほかの食品といっしょに混合して用いる。主食のご飯に混ぜたり、他の食品となじみやすく加工食品としてうどん、そば、パン、クッキー、あられ、おこし、かりんとう、ふりかけ、きなこ、みそ、食酢などに利用している。

食物アレルギーに有効といわれるがまだ科学的実証はされていない。タンパク質12.7g/100g、ミネラル(カリウム600mg、カルシュウム160mg、マグネシュウム270mg、リン540mg、鉄9.4mg、亜鉛5.8mg、銅0.92mg、マンガン6.14mg/100g中)、食物繊維7.4g/100g中を多く含む。
必須アミノ酸であるリジン、メチオニンを最も多く含み精神疲労回復によいアセチルカルニチンAcetyl-carnitine(神経細胞の再生)の成分となっている。
精白米ではタンパク質6.1g/100g、ミネラル(カリウム88mg、カルシュウム5mg、マグネシュウム23mg、リン94mg、鉄0.8mg、亜鉛1.4mg、銅0.22mg、マンガン0.80mg/100g中)、食物繊維0.5g/100g中を含む。



    &ヒユ科Family Amaranthaceae ひゆか
  植物界Plantae、被子植物Angiosperms、真正双子葉類Eudicots、コア真正双子葉類 Core eudicots、ナデシコ目Order Caryophyllales、ヒユ科Amaranthaceae Juss(Chenopodioideae)として分類している。
ほとんどが草本で、世界に約70属800種、日本には約5属10数種がみられ、特に熱帯地域に多い。イノコヅチ属Achyranthes、ツルノゲイトウ属Alternanthera、ヒユ属Amaranthus( ヒユ、イヌビユ、ハゲイトウ、アマランサス、ハリビユ)、ケイトウ属Celosia、インドヒモカズラ属Deeringia、 センニチコウ属Gomphorea(センニチコウ、キバナセンニチコウ)、アカザ属(キヌア、テンサイ)、ホウレンソウ属Genus Spinacia(ホウレンソウ)などがある。

花は小さい風媒花で総状・穂状などの花序をなす。花被(かひ:花びらと萼の総称)は5枚、子房上位、果実は1個の種子を含み花被に包まれる。

ベタシアニンBetacyanin(赤紫色の色素)を含み、またベタインBetaine(グリシンベタインGlycinebetaine:特殊なアミノ酸で耐塩性にも関係する)を多く含むものも多い。


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