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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[新茶] 食生活について語ろう

2021年05月01日 | 美容ダイエット

新茶Newly-picked tea しんちゃ
 実際には八十八夜より前、産地の気候、新芽の育成状態も異なり、早いところでは3月下旬ごろから茶摘みが始まり、毎年4月中旬頃には、新茶の初取引が行われているようです。

緑茶は緑色を保たせるように作られたお茶です。
茶葉を蒸す(日本)か、釜で炒る(中国)かして発酵がおこなわない不発酵茶です。茶葉の酸化がないので緑色と緑茶の香りがが保たれています。
日本での緑茶は、茶摘みの時期、製法によって種類がり新茶といわれる八十八夜の茶摘みは、立春(2月3日ごろ)から数えて88日の5月2日ごろですが今年2021年(令和3年)は5/1日にあたり一番茶としての茶摘みが行われます。緑茶の日(八十八夜と同日)として日本茶業中央会が毎年八十八夜の日を制定しました。
古くから仙薬と称されるほど八十八夜の新茶は栄養価が高いといわれています。
主な種類として玉露(茶の最高級品)、抹茶(玉露級の茶葉を粉末にしたもの)、煎茶、玄米茶、番茶(煎茶用の茶葉の後に摘んだものもの)、ほうじ茶(煎茶、番茶を加熱し炒った〈焙じた〉もの:茶褐色)があります。長期保存は、密閉容器で冷蔵保存しましょう。
ペットボトルのお茶が褐色に変色していないのは、ビタミンCを添加することによって酸化(褐変)防止をしています。
煎茶・玉露・抹茶の成分を比較してみました。
◇煎茶浸出液100g中でエネルギー2kcal、水分99.4g、たんぱく質0.2g、脂質(0)g、炭水化物0.2g、灰分0.1g、ナトリウム3mg、カリウム27mg、カルシウム3mg、マグネシウム2mg、リン2mg、鉄0.2mg、亜鉛Trmg、銅0.01mg、マンガン0.31mg、ビタミンA(0)μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:-mg、ビタミンK:Trμg、ビタミンB1:0mg、ビタミンB2:0.05mg、ナイアシン0.2mg、ビタミンB6:0.01mg、ビタミンB12:(0)μg、葉酸16μg、パントテン酸0.04mg、ビタミンC6mg 食物繊維-gを含みます。

◇玉露浸出液100g中でエネルギー5kcal、水分97.8g、たんぱく質1.3g、脂質(0)g、炭水化物Trg、灰分0.5g、ナトリウム2mg、カリウム340mg、カルシウム4mg、マグネシウム15mg、リン30mg、鉄0.2mg、亜鉛0.3mg、銅0.02mg、マンガン4.60mg、ビタミンA(0)μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:-mg、ビタミンK:Trμg、ビタミンB1:0.02mg、ビタミンB2:0.11mg、ナイアシン0.6mg、ビタミンB6:0.07mg、ビタミンB12:(0)μg、葉酸150μg、パントテン酸0.24mg、ビタミンC19mg 食物繊維-gを含みます。

抹茶100g中(可能飲量1回量:1~2g)でエネルギー324kcal、水分5.0g、たんぱく質30.6g、脂質5.3g、炭水化物38.5g、灰分7.4g、ナトリウム6mg、カリウム2700mg、カルシウム420mg、マグネシウム230mg、リン350mg、鉄17.0mg、亜鉛6.3mg、銅0.60mg、マンガン-mg、ビタミンA4800μg(カロテン29.000μg)、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:28.1mg、ビタミンK:2900μg、ビタミンB1:0.60mg、ビタミンB2:1.35mg、ナイアシン4.0mg、ビタミンB6:0.96mg、ビタミンB12:0μg、葉酸1200μg、パントテン酸3.70mg、ビタミンC60mg 食物繊維38.5g、カフェイン3.2g、タンニン10.0gを含みます。

ポリフェノールは70℃以下のほうがカテキン(渋み、エビガロカテキンガレードで1/2を占める:消臭、抗ウイルス)の吸収がよくなります。熱湯では、分子が大きく吸収されにくいようです。食事の1時間前に飲むと油を分解しやすといわれます。
抹茶(まっちゃ)Maccha[お稽古用抹茶700円/100g]は玉露と同じように5月初旬に摘む一番茶で、柔らかいところを摘み短時間で蒸しあげ緑を保たせ、茎、葉脈を取り除き、もまずに乾燥させた茶芽を微粉末にしたのです。
うまみの成分としてアミノ酸のテアニン(鎮静作用)があります。日光を遮って育てられた新芽で、抹茶の原料にする茶葉(挽茶・碾茶[てんちゃ])、玉露、かぶせ茶などの茶葉にはテアニンが多く含まれ、お茶浸出液の煎茶に比べ3~10倍も多く含みます。

お茶は、アルカリ性で穀類、蓄肉、魚介類、卵類の酸性食品により過剰に傾きがちな血液中の酸をアルカリ性にします。煎茶でカフェイン(茶葉2.3%、浸出液:茶葉10g/90℃430ml、1分0.02g)、タンニン(茶葉13.0%、浸出液:茶葉10g/90℃430ml、1分0.07g)、葉緑素、ビタミンC(浸出液6mg/100cc)を含み旨みの成分とし、主にアミノ酸のテアニン(アミノ酸:集中力をアップさせる)、アルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸が存在しています。
鹿児島で秋冬茶として10、11月に摘まれるお茶は、カテキン(渋み)が多くなって地元で砂糖を入れて飲まれているようです。
市販のペットボトル入りでは旨みを強めるとして茶の成分にも含みますが「アミノ酸」と表示しグルタミン酸を添加しているものもあります。

これからの季節に、抹茶でくつろいで、春をじっくりと味わいませんか。
抹茶は新芽のパワーを丸ごと摂取できます。
お奨めです。

 

 ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 

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