・蔓日々草Bigleaf periwinkle/Blue periwinkle/Greater periwinkle つるにちにちそう
キョウチクトウ科、地中海沿岸原産。明治時代に、園芸種として導入したが、繁殖力が旺盛で砂防用にも適し土手に植栽し日本全国の野原や土手で野生化して見られる。別名、ビンガ、ツルギキョウともいう。
蔓常緑半低木で 茎は最初は直立し、やがてつるが長く伸びて次第に横へ這うようになる。光沢ある葉が密生して垂れ下がり、暑さ寒さに強く半日陰でもよく育つ。
花期は4~7月で、キキョウに似た淡い青色の筒状だが、筒の先端が割け5弁花のように見え花を小枝の先端につける。
ヨ-ロッパでは催吐、降圧、抗炎症に民間薬として、ハーブティなどで飲まれるが、アルカロイドを含む毒草で素人の取り扱いは避けたほうがよい。
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