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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[雑草] 食生活について語ろう

2021年03月25日 | 美容ダイエット

・雑草Weeds ざっそう
  新芽の芽吹いてくるこの季節に、身近にある雑草で、なにか食べられる草がないか探してみることもいいですね。街中では排気ガス、農薬で汚染されていることもありますので、食卓に載せるのには、あまりお勧めできませんが、名前だけでも知っておくのもいいでしょう。野山に行って見かけたら摘んでみて下さい。

つくし、ナズナ、よもぎ、たんぽぽ、すみれ、はこべ、しろつめぐさ(クロウバー)が、よく知られ見受けられます。これらの食べ方など簡単な紹介です。

 
つくし
 トクサ科、はかま、苦い頭を除き茎だけを茹であく抜きをして佃煮、きんぴら、和え物、酢のものにする。ビタミンB1分解酵素アノイリナーゼを含む。
お茶にして特にスギナが民間薬で苦味成分サポニンを含み利尿、下痢留め、鎮咳に利用している。


ナズナ(ぺんぺん草)
 アブラナ科、草丈5cmほどの若芽はやわらかく青味がよく濃緑色がさえ、お浸し、和え物、汁の実、菜飯、塩漬けにしてくせがなく食用としている。
食物繊維が腸内環境をよくし、鉄分の貧血予防、カリウムの利尿作用、カルシウムが精神を安定させる。


よもぎ
 キク科、新芽が出た頃の軟らかい葉を摘み取り軟らかめに茹で水にさらし苦味を抜き多くは草もちの材料としている。
茹でて晒したものをそのままお浸し、汁の実、炊きこみご飯、佃煮に利用される。

葉緑素が毛細血管の拡張、抗アレルギー、免疫力を高める。グリーンのすがすがしい香りがあり精油(シネオール)し血行促進、鎮痛、鎮静、疲労回復、抗菌、解毒作用があり入浴剤としても利用される。
タンニンの殺菌、抗炎作用によりアトピーなどの痒みを和らげる。

 

たんぽぽ
 キク科、葉、根を苦味が強いが茹でてよく水にさらし、お浸し、和え物、油炒めにしている。最近は、根を炒って粉にしたんぽぽコーヒーとし利尿(カリウム)、解毒(肝機能強化)作用があるとし飲まれる。

 

菫 すみれ
  スミレ科、花がそのままで彩(いろどり)として飾りでサラダに用い生で食べられる。漬物、揚げ物、茹でてお浸し、あえものにしている。民間薬として下痢止め、利尿に使われていた。

 

はこべ
 ナデシコ科、手早く軽く茹で、汁の実、お浸し、和え物、煮浸しに、柔らかいものは、湯通しして塩漬けにもしている。
民間療法で利尿、胃炎、胃弱によく整腸作用があるとして利用されてきた。乾燥させ粉にしてハコベ塩とし歯茎(はぐき)の出血、歯肉炎の予防に歯磨き粉とし用いた。

 

しろつめぐさ(クローバー)
  マメ科、若葉と花ごとゆでて和え物、炒め煮、揚げ物、花を軽くゆでて酢のものとしている。青酸配糖体を含み花が去痰、風邪、鎮痛に用いられる。

 

 道端に見られる雑草は、食べられないものと思ってしまいがちですが、よくよく調べてみると以外に食用にできるもがあります。なきにしもあらず、知っておくといざという時に役立つかもしれません。 

 

 

 ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 

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