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[茗荷] 食生活について語ろう

2020年09月14日 | 美容ダイエット

・茗荷Japanese wild ginger みょうが

 ショウガ科、熱帯アジア原産でインド、中国に野性種が見られるが食用とするのは日本だけの特有の野菜としている。日本では、本州より沖縄まで自生、栽培する。
宿根草で高温多湿の日陰のところに育ちやすく高さ6cmの花蕾(からい:みょうがの子、花みょうが)が夏野菜として収穫し7~9月を旬とする。近年ハウス栽培が盛んになり年中出回り、夏の麺類の薬味とし欠かせないので需要の多い夏季に価格が高くなる傾向にある。

よく聞かれる物忘れをするの説は、釈迦の弟子に自分の名前を忘れてしまうほどの者がいてその弟子の死後墓に植物が生えそれが茗荷でそのものの名前を荷って生えていたという説があり名前の由来ともいう。

ミョウガは根株(地下茎)でふやすのが一般的で3月ごろに植え付けし9月末ごろより10月に現れるのを秋みょうがといい香りが強い。軟化栽培した50cmの茎は、たけのこに似てミョウガタケとして収穫前に日の光を当て赤身を帯びさせ花みょうがのない冬から春にかけて利用していた。特有の香りを持ち身が締まってつやのあるものがよい。
香気、ほのかな苦味、歯ざわりが好まれ薬味、刺身のつま、汁の実、煮物、酢の物に、味噌漬け、粕漬け、甘酢漬け、天ぷらにも使われる。あくが気になるようであれば生食では少し水にさらすとよい。

100g中でカリウム350mgを含む。香気に富みその有効成分にαーピネン(精油成分:血流改善し、淡い辛味成分で抗菌、風邪予防)を含む。花茗荷は成長すると高さ40~60cmになり葉は長楕円形で、裏面には短かい毛が密生し互生する。
種類により5、6月ごろ、花茎を伸ばし穂状花序にピンクから白い花が集まって咲かせる。秋に広楕円形の実が赤く熟し種子を漢方で伊豆縮砂(いずしゅくしゃ)とよび、健胃薬として腹痛、下痢に、さらにホルモンのバランスを整え更年期障害によいといわれる。


                 &ショウガ科Zingiberaceae しょうがか 
  植物界Plantae、被子植物Angiosperms、単子葉類Monocots、ショウガ目Zingiberales、ショウガ科Zingiberaceaeと分類する。熱帯の地域を中心に49属1500種ほどで多くの種類が分布し主に日本でウコン、カルダモン、マニゲット、ショウガ、ミョウガ、益智(やくち)などの有用種が知られる。
地下茎がよく発達し、地上に伸びた茎から偽茎(ぎけい)といわれるバナナと同じ構造で左右2列に多くの葉をつける。穂状の花を持ち、果実は液果、さく果をつけ単子葉植物の一群だが日本には種類が少ない。
主に香辛料として利用している。沖縄では香りがよく、殺菌効果のあるクマタケラン(熊竹蘭)はおにぎりを包むものとして、ゲットウ(月桃)の葉は餅を包むものに使われる。バナナはショウガ目バショウ科バショウ属でその形、構造はよく似ている。




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