・尿路結石Urinary stone にょうろけっせき
尿路結石は、腎・尿管・膀胱などの尿路にできる石のこと。 シュウ酸結石が最も多く80%、他に尿酸結石〔動物性タンパク質の過剰摂取〕10%、リン酸結石〔尿がアルカリ性のときに形成されやすいリン酸カルシウム結石、腎臓の感染が原因となりやすいマグネシウム・アンモニア・リン酸結石〕、シスチン結石〔遺伝性〕 2%などがある。
尿路結石としてもっとも多いカルシウム(Ca)含有結石は、尿中のCa、シュウ酸(蓚酸)、 ナトリウム(Na)が飽和し、一方で結晶化阻止物質としているクエン酸やマグネシウム(Mg) が減少するために起こる。
クエン酸を100g中でレモン・すだち・かぼす4~5g、グレープフルーツ・オレンジ2g、みかん1g、梅干3~4g程度含む。合併症がなければ、 水分摂取の目安として、できるだけ1日2000ml以上の水分摂取補給が望ましく、飲水とバランスの取れた食事としている。
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