福岡大学映画研究部

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本学構内で年に5回、商業、自主制作映画の上映会を行っております。

制作二課!演技の課会①「発声・発音」

2016-05-19 10:34:59 | 制作2課
こんにちは!制作二課長の上村です!

今週の課会では、本格的に演技の内容に入っていきました。今回は演技初回ということで、基礎中の基礎と言える「発声と発音」をやりました。前半に発声、後半に発音の二段階に分けて課会を進めました。

さて、前半の発声です。
良い声を出すためには正しい呼吸法を身に着けることが重要です。最もメジャーなのは腹式呼吸なので、それをトレーニングの一環として実際に皆さんで行いました。


次に、腹式呼吸を応用した様々な発声トレーニングを行いました。皆とても良い声をしていたのでびっくりしました!
それが終わったら、「声」を使った二つのレクをやりました。「Calling You」と「ダウトゲーム」と呼ばれる二つのゲームです。最初に行った「Calling You」とは、人が何人か立っていて、一人がそのうちの誰かの背に向かって声をかけて、自分が声をかけられたと思ったら振り向いて応答するというシンプルなゲームです。これは言葉が持つ説得力を養うゲームとなっております。これが思った以上に難しくて、だれが声をかけられたのかわからないと言った人が結構いました。

続いて行った「ダウトゲーム」とはみんなが同じセリフを指定された表情で順番に言っていき、その中で別の一人が、誰がセリフと表情が一致していないのかを言い当てるゲームです。これは表情が持つ言葉のコントロール力を養うゲームとなっております。


これが意外にも、見事に正解を言い当てた人が続出だったので驚きの連続でした(;゜Д゜)皆鋭いんだな~と思いましたww


ここで前半終了です。後半は、発音をやりました。
正しい呼吸法が身について、ハリのある声が出せるというだけでは、まだ演技者としては不十分です。ここでは、言葉の意味を正しく伝えるためのテクニックを得るための講義を行いました。
言葉の発音には様々なテクニックがあることを、板書を用いて説明しました。アクセント、イントネーション、プロミネンス、ポーズ・・・など。

皆真剣に聞いていたので、演技に対しての意欲が僕のところまでジワジワと伝わってきました。
途中で、僕が作った資料を用いて、資料の文章中に間や区切りを入れる作業もやってもらいました。皆それぞれ特有の入れ方をしていたので、表現豊かなんだなと思いました。

最後に、これまで培ってきたたくさんの表現技法を用いて、班ごとに分かれて皆で朗読をしてもらいました。


最初のA班(りょう班)は芥川龍之介の「地獄変」を、続いてのB班(親方班)は「吾輩は猫である」を読みました。

どの班も皆、様々な表現技法をフル活用して自分なりに工夫してから朗読をしていたので大変心にグッと来ました!!課員の皆さんは、演技がとても上手なので羨ましいなと素直に思いましたwww

今回の課会は、一人一人が教わったことを素直に吸収していき、それを自分なりに活用していたので興味・関心・意欲は相当なものだなと思いました!嬉しかったです(^◇^)
今回僕が教えたことを皆さんが、今後の撮影なり日常会話なりと様々な分野で活用していけたら幸いです。

次回は、体を使った表現力を養う課会を行います。楽しみにしていてください!

それでは、また会いましょう(@^^)/~~~

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