第２回クラシックカーフェスタ ｉｎ金沢 2013

昨日、参加してきました。
一言でいえば、大満足、少なくとも参加者にとっては素晴らしいイベントです。
参加前から、お金がかかっている印象はありましたが、その割にはエントリー代がリーズナブル。
案内が届いた時点で、なるほどと感じました。
これは、何か事情があってエントリー代を徴しているなぁ、と。

とにかく、ロケーションが素晴らしい。
ところどころに、人もお金もしっかりとかけている。
民間企業、自治体、警察、そしてボランティアスタッフ。
裏方がこうした集まりとなると、さぞ、紆余曲折もあったのではと感じます。
しかしながら、やはり、成功させようという意気込みが強く伝わってきました。
その一方、ドレコンなどの堅苦しさはなし。
全般を通じて、程よい進行ぶりです。
あまり、あれこれと行事めいたものを詰め込まず、それぞれの立場で、必要最小限に存在感をアピール。
こうした程良さが、敷居の高さを低くしており、オーナーもギャラリーも思い思いに存分に楽しめる空間を演出している。

それにしても、物凄い数のギャラリー。
観光地の中心にあって、連休の中日。
これだけのギャラリーに注目されるのは、オーナー冥利に尽きるというもの。

パトカー先導での約４ｋｍのパレードランも、金沢の中心街、繁華街を悠々と楽しめました。
実は、このパレードラン、このコースの内側で私は働いています。
ですから、勝手知ったる街並とコース。
途中、思わぬハプニングがありました。
私の後続のライフが途中でエンストし、エンジンがかからなくなったのですが、私が立ち止まると道路が渋滞してしまうので、バックミラーで気にしながらも、幾分か前へ車を走らせました。
すると、そのまた後続のステップバンのオーナーさんが降りてきて、後ろから押し掛け、私の空けたスペースの間を走らせて何とかエンジンがかかりました。
これを見ていた沿道の方から、大きな拍手があり、なんとも微笑ましい光景となりました。
スタート時、沿道、たくさんのギャラリーから手を振られ、信号待ちでは窓越しに幾度も話しかけられる。
皆が、満面の笑顔、私も笑顔、大勢のギャラリーと、たくさんたくさん手を振り合いました。

ところで、知人のＫさんがスタッフ参加されていました。
彼のスキルが、車両誘導を始めとして随所に活かされており、地味ながらも、裏方としての大きな力量が随所に、その持ち味が発揮されていました。
素晴らしいことです。
このことに気がついた方は、果たして何人、いらっしゃることでしょう。

そのＫさんから話しかけられ、私が、企画段階から手掛けて毎年の司会進行など、これまで６年続けてきた福井の活動から、最近になって、積極的に身を引いた話をしました。
その理由をＫさんに赤裸々に申し上げると、そこで、これまで私に遠慮されていたＫさんの本音を聞かされ、私のとった行動に大きく共感をいただきました。
遠くから気にしていただき、よき理解者に再会できたことも、意義深く感じます。

参加中、ノスヒロの編集部の方に取材を受けました。
チョイスして取材されていたらしく、私もお目当てだったそうです。
この方とは、過去に何度もお会いしている顔なじみでしたが、あらためて、少し個人的な会話も交えながら談笑しました。
たぶん、12月号には画像とともに掲載されるかもしれません。

今回、募集70台でしたが、蓋を開ければ100台参加。
このようなイベントは、力の入れ具合と言い、かといって格式高くもなく、これほどの楽しいイベントは、全国的にもなかなか無い、本当に無いと思います。

来年も、ぜひ参加したいです。
ここまで思わせられるイベントは初めてのこと。
エントリーして、審査で落とされたら仕方がありませんが、ぜひとも来年、戻ってきたいと思います

最後に、主催者、関係者、スタッフ一人一人の方々に、感謝を申し上げます。
本当に、ありがとうございました。