(映)連合艦隊

2015年05月12日 | 映画 レビュー


昔ながらのそうそうたる役者陣が、映画を骨太にしている。
作られた時代ゆえにミニチュアのシーンを多用しており、稚拙に感じるのは致し方ないものの、そういうことはどうでもよくなるぐらいの、迫力ある人物像が演じられており、十分に見応えがあった。
戦争ものは数あれど、こうした直球ど真ん中の映画は、潔い。
なお、太平洋戦争を2時間あまりの尺で描くのには、無理がある。
この映画では、要点を抑えて効率よく作られているものの、やはり、端折った感は否めない。
当時の娯楽大作を作ろうとする心意気が、そうさせてしまっているとも感じる。



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