シリーズ11作目にして、最終作。
まあ、批評に疲れる作品だ。
途中、観るのを止めた、それだけ前半はひどい出来だった。
一番に驚いたのは、高倉健のキャラ、そして髪型。
あれはない、あまりに違和感あり。
随分と我慢して観ていたが、このまま続くのかと思い、あえなく観ることを断念。
ラストぐらいは観ておくかと飛ばしてみると、いつもの高倉健、そしていつもの髪型。
どこでどう変わったのか、いったいどういう展開になったのか。
疑問を払拭すべく、また戻って途中から観ることに。
なるほど、途中からは突然に、いつもの高倉健だった。
まあ、観ていて疲れる。
そして、高倉健と池部良の両雄が、熱い演技でラストを飾ったのだ。
そういうわけで、ボロボロのダメ映画と、いつものオーソドックスな映画を、続けて観た感じ。
やはり、最終作にして、混迷深き作品、終わるべくして終わったシリーズだと、あらためて納得。
この貸しは、別シリーズで返してもらうことにするか。
ところで十朱幸代だが、藤純子、星由里子からすれば、かなり見劣りした。
まるで貫禄負けしている、これまた残念だった。
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