(映)ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

2012年06月02日 | 映画 レビュー


2011年、シリーズ4作目です。

面白かったですが、
しかしながら・・・ という感じです。

相変わらずの疾走感と見所満載で、観客を惹きつけるあたり、
この手の娯楽映画としては一級品、さすがです。

しかしながら、これまでの作品と比べると、
全体的にはやや小粒な印象に終わりました。
これは致し方のないことなのかもしれません。
観る側の目が肥えてしまっていて、
そもそも、MIという作品への期待感も大きいことから、
期待通りの展開に満足しつつも、
想定外の驚きという点では、
作品を追うごとに薄まり物足りなさを感じてしまう、
言わば贅沢な欲求にかられてしまうのではないでしょうか。

逆に期待を予想を大きく裏切るような展開ともなれば、
それは言わば博打でもあり、
本来のMIからは、かけ離れてしまうという危険も孕んでいます。

似たような例で言えば、バイオハザード。
シリーズ化が進むにつれ、難しさが顔を覗かせています。

監督、スタッフ側の作品をリードする力量にも限界があり、
商業的になりすぎているところが、
作品を独り歩きさせてしまっているのかもしれません。
やはり、シリーズ化もここまでなのでしょうか。
個人的には、もっと観たいと思わせられる作品ではありますが・・・





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