1年ぶりの再会

2010年04月08日 | 
ずっと以前からのことですが、
朝の通勤路ですれ違う、
赤いマセラティのドライバーさんと出会ってからの話です。

私より年配の白髪のダンディな雰囲気で、行きつけのKのマスターに話したところ、
たまーに、お店に来るお客さんとのこと。
時折、雑談交りに話題にしていたところ、
昨年の3月に、お店でバッタリとお会いしました。
地元の某大手企業のお偉い方で、無類の車好きの方です。
普段の足であるマセラティの他に、趣味で911を所有。
大いに車談義で意気投合したあとの翌朝からは、
車ですれ違うたび、毎朝のように互いに片手を上げて挨拶する間柄となりました。
ところが、昨年の夏の頃に車が変わられました。
赤いマセラティから、スマートロードスターに。
その後も、朝の、ほぼ同じ時間、同じ場所で、片手で挨拶を。
実際にお会いしたのは、昨年の3月のことで、
お店でも会うことは無かったのですが、
今日の帰り道に店の前を通ると、
見慣れた、いつものスマートロードスターが停まっていました。
お店へ立ち寄ると、いつもの朝の方がいらっしゃって、
約1年ぶりの再会となり、互いに挨拶を交わし、
早速、車談義となりました。

今では絶版となったスマートロードスターに魅せられ、
ネットで探して、わざわざ広島まで足を運び、
個人売買で購入されたとのことです。
車の置き場所の問題から、マセラティは泣く泣く手放されたとのこと。
年齢は私より一回り上の方で、物静かな紳士的な口調ですが、
その話しぶりは、とてもとても、熱い方です。
話は、ロードスター談義から、いつしかカプチ談義、
そして旧車談義、今どきの車の話、などなど。
苦労話も、あれこれと。
驚いたことに、ランサーターボの話も飛び出して、
私も乗っていたことを話すと、
互いにランタボの初期型に乗っていたことが判明。
意外や意外、驚くようなところで互いに共通することもありました。
長々と、一時間以上も車談義をして、現車も見せて頂きました。

この車に関して、あれこれと講釈はしません。
ハッキリ言えることは、これはカプチにも言えることですが、
こうした、ドライバー心をくすぐる名車は、
もう、世に出ないだろうということです。
乗られているのは、スマートロードスターの最終型で、
スマートロードスター リミテッド。
非常に希少な車です。
ネット上のレビューを掲載させて頂きますね。

私は、大好きです。
良い車です。






スマートブランドの新しいライトウエイトオープン2シーター、スマートロードスター。リアに搭載するエンジンは、直列3気筒698ccインタークーラー付ターボを採用し、最高出力82ps、最大トルク11.2kgmを発生する。ミッションは、ステアリングから手を離すことなくギアチェンジが可能な、ステアリングパドルシフト付き6速MTモード付オートマチック。スマートロードスターには約10秒でオープン可能な電動ソフトトップを、エレガントなクーペフォルムのスマートロードスタークーペには収納可能な2分割式ディタッチャブルハードトップを標準装備し、手軽にオープンエアドライブを楽しむことができる。今回発売となる特別仕様車「リミテッド」「クーペリミテッド」ダッシュボード上にブースト圧計と水温計を装着するとともに、スマートBRABUS社製のパドルシフト付きスポーツステアリングなどを装備し、コックピットのスポーティさを一層高め、DVDナビゲーションシステムを装備。また、「リミテッド」にはシートヒーター付き本革シートを、「クーペリミテッド」には電動ソフトトップを採用ている。全モデル右ハンドル設定。


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