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ずっと思っていたこと

こんにちは(^^)/

卒業まで約3カ月というところ、
すでにさりげなく引退しております。
とはいうものの昨日は愛媛駅伝で6.7㎞を全力疾走していました。

もうそんな時期ですが、大学入学以前からずっと思っていたことを述べます。


テーマ
「ボート競技における水上練習の重要性」


え?と思いましたよね?(笑)
そんなの否応なく「重要」だろうと

まぁそうなんですが(^^;)

 私の場合、高校からボートをはじめ、ある程度ブレードワークや体の使い方は身につき、そこらの高校生や大学生より上手いと自負しています。(インカレとかを観戦しても)
 その場合、1カ月乗艇しなくても極端に下手になることはありません。そりゃ多少下手になっても、少し練習すればまた元に戻ります。え?とお思いの方、自転車で考えるとよくわかります。最近車ばかりのってて、と言って久しぶりに自転車に乗るとふらふらしますが、すぐにまっすぐ進めるようになります。それは体が覚えているからです。だから身についた技術というのは、なかなか体は忘れないものです。
 次に、フィジカル向上目的での水上練習について。水上練習でも全力でやれば心拍数は上がり、相当しんどいものです。そりゃ体力は向上します。ただその体力向上率はエルゴに比べていかがでしょう。船に乗っている時、波風あり、毎ストロークの力の入り方は変わり、左右でもずれ、100%が毎ストローク出せていると言えますか。私は言えません。バランスをとったり、技術を意識したり、そんな状況下で100%はまず無理でしょう。それに比べエルゴは100%は容易に出せます。だって座って思いっきり漕ぐだけでいいですから、赤ちゃんでもできますよ(。-∀-)。その他、筋持久力や最大筋力ではウエイトトレーニングの方がよっぽど効率がいいでしょう。
 また、水上練習の頻度が少なければ、その貴重な時間の中でよりもっと技術力を向上させよう!、という気持ちも芽生えるのでは?、どうせ100%の力が出せないんですから(^^;)

 上記では説明できないことについてお話します。特に私の場合、部員も少なく小艇ばかりなのでこの話が通用するかもしれません。部員が多く大艇に乗る場合は、合わせる、という別の要素が入るので、水上練習は必要でしょう。
 もう一つは、とても下手な場合。例えば競技を始めたての選手において、水上練習は無論必要です。そんなことは説明する必要ありません。3年も4年もやってるのにとても下手な場合においては、水上練習うんぬんの前に競技が向いていません。ボートをやめましょう(笑)。勝ちたいと思っているのなら、尚のことボートに費やす時間が無駄です。他のことをしたほうがいいのでは?

 それでも絶対水上練習はいる!!、という方。私はいらないとは言っておりません。状況に応じて考えるべきだと思っています。多くの方は冬場は水上より陸上の方がトレーニング日数が多いのではありませんか。これに疑問を抱いたことはありませんか。「そんなの簡単じゃん。だって冬場は試合ないし、昔からこうだし。」それでは根拠ははっきりしていません。
 トレーニングにはピリオダイゼーションというものがあります。多くがマクロ、メゾ、ミクロにわけられます。まぁ調べてください(笑)。1年で1つのピーク(例えばインカレ、多くても全日本入れて2つ)に照準を合わせ、それを細分化していかにピークにもっていくか、みたいな感じです。そうなればなんとなく、冬場は体づくりして、試合前は水上練増やして、というのがイメージできるのではないでしょうか。
 ですが、現場の多くは冬のみ体づくり、冬があけたらガラッと内容が変わる。それはそれで考えているのかもしれませんが…。どの大会もタイトルを取ろうとするのではなく、ピークを設定し、他の大会は通過点に過ぎない程度の方が、一番欲しいタイトルを取りやすくなるはずです。専門種目に費やす時間のウエイトと、フィジカル要素を高める内容に費やす時間のウエイトを見直して、マクロ、メゾ、ミクロサイクルで練習計画を立てたほうがよっぽど効率が良いと思います。よく耳にしますが、今日は雨だから陸上練!!、というのは、計画性はありません!!、というように私は聞こえてしまいます(多少私の性格が出ていますが(^^;))。
 また、有酸素性トレーニングと、無酸素性トレーニングは、相反する能力なので同時に高めようとしても効率が悪く、どちらもあまり向上しません。あ、水上練習の話とはずれてしまったので、気になる方は調べてみてください(笑)

このようなことから、私が伝えたいことは、バカほど漕いりゃ勝てる!、といのうは安直すぎる考えだということ。まぁさすがにここまで単純な方は少ないと思いますが、毎日メニューをただやっているという感じがするのは私だけでしょうか。私は常に現状に疑問を持つ人間です。習慣にとらわれず、毎日新しい自分が生まれるといった感じ?。ですので、今を見つめなおし、もう少し効率を考え、再度トレーニング計画を立て、実践してみてはいかがでしょうか。


最後に、、こんな練習も行っています。非常に重要だと思います。


いつも適当なのに重い内容になってしまいました(笑)
まぁまぁ、気にしないでください、、、
それでは(*´▽`*)


すなお
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