旅する鯉、睡眠中。

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知った顔がぞくぞく「THE 有頂天ホテル」

2006年03月16日 | 映画
★★★☆☆
今更ながら、有頂天ホテル観ました。

可もなく不可もなく、
あれだけの登場人物を良くまとめたな、
つーかまとまってたのか?、
まぁ無難にまとまったんだろうけど、無難すぎるっていうか、
すんげぇウマイかっていうと別にフツウ・・・な印象。

とんでもなく面白いコメディに仕上がってるかっていうと、
そうでもない。
ん?これは三谷作品のおもしろさに慣れてしまっただけか。
決してつまらない訳ではない。
笑えるトコはもちろんいっぱいある。

役者はさすが、で、
一人として浮いた役者はいなかった。
といっても、みんな知った顔だから、
安心して観れたってとこも大きい。

あれだけそろえりゃ、そりゃヒットしますわ。
世代を問わず、あの映画に、
好きな役者・気になる役者が一人も出てない、
という人はいないでしょう。

個人的に一番好きなシーンは、
香取慎吾と麻生久美子と西田敏行が三人で歌うシーン。
ここんとこは本当ワクワクウキウキ。良かった。
佐藤浩一との絡みもあって、さすが、な展開。

あれだけの役者そろえて、
群像劇を仕上げたんだから、
興行大成功もまぁアリじゃないでしょうか。
タイトルも良かったし。

ただ、やっぱ全体的に散発的な印象もあるし、
ちと長い。長く感じる。
もうちょい登場人物削れば、
深み&まとまりが出たかもしれません。


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