旅する鯉、睡眠中。

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「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」

2006年03月07日 | 映画
★★★☆☆

実在の歌手ジョニー・キャッシュの自伝的映画。
そして、昨日発表の米アカデミー賞で
リーズ・ウィザースプーンが主演女優賞を獲得した映画。

ホアキン・フェニックスが演じるジョニー・キャッシュがこれ、
とんでもないダメ男。
最初の方は男の存在感って感じをムンムンに放ってるんですが、
後半はもう、ダメダメ。

そんな男の隣に立つ女、
ウィザースプーンが演じたジューン・カーター。
この人がとにかく魅力的。

ホアキン・フェニックスもダメダメっぷりを見事に演じているのですが、
そのぶん隣のウィザースプーンがなんともまぶしく見える。
強くて優しい、とにかく芯のある女。
これぞ理想の女性、と思わせた。

ストーリーは、ありきたり。
女はべらして、
ドラッグにおぼれて、
子どもの頃の兄弟の事故がトラウマになってるってとこまで、
なぜか「Ray」にそっくり。

主演二人はがんばって吹き替えなしで歌声も披露した訳ですが、
こう鳥肌立つくらいのインパクトはない。
ここでもウィザースプーンはなかなかではあるけど。

リーズ・ウィザースプーン、
次回作のギャラは、ジュリア・ロバーツを抜いて、
過去最高額だそう。
オスカーもゲットして、もう飛ぶ鳥落とす勢い。
今後注目度ナンバーワン女優だろう。

そう、この映画、ウィザースプーンを観る価値はある。
残念ながらそれ以上でもそれ以下でもない。


追記
ブログで他の方のレビュー見て知りましたが、
主演のホアキン・フェニックスって、
リバー・フェニックスの弟なんですと!!
あれ?この映画観る人にとっては、そんなの常識なんすかね。
ちょっとびっくり。面影ないし。
何しろジョニー・キャッシュのことを全く知らないので、
ホアキン・フェニックスのなりきりっぷりも分からない俺。
それにしても兄貴は本当に惜しい俳優だった、
としみじみ。


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2 コメント

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TBありがとうございました (ミチ)
2006-03-09 09:17:59
こんにちは♪

かくいう私もリバーとホアキンのことを記事に書いていた一人です(笑)

彼らが兄弟ということを知っているのはちょっと年齢の行っている人かもしれませんね~。

容貌も全く似ていないし。

でもリバーがクスリで亡くなった時にホアキンは一緒にいたんですよね。

そんな辛い過去も演技に反映されていたのかなと思いました。
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Unknown (ef)
2006-03-09 17:20:01
コメントありがとうございます!

ほんと意外な発見でした。

クスリといい、兄の死といい、

フェニックス兄弟のことを知ってたら確実に

観ながら思い出したでしょうね。
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