
キャノンデールは色々特殊性が有って面白いブランドなんだけれども、それが困った事になる場合もある。 今直しているのがまだアメリカで作ってた頃のF400のヘッドショック仕様で、これはこれで軽いしすっきりしてるし 非常にいいモデルだったんだけれども、矢張り10年以上前のモデルだから色々とヤレも出ていて修理をしようと思ったら ヘッドショックの補修パーツが無くなってしまったよ=フォーク交換になっちまいました!っていうパターンは 結構多いというかほとんどそのパターン(泣)
今回はオイルもエアもリークしちゃう一番アカン状態だったから、これはフォーク交換でしょって仕事を受けたんだけれども 問題が一つあって 「ヘッドショックサイズサイズのヘッドチューブにオーバーサイズのサスペンションを突っ込むのに色々制約があるじゃん!」 っていうビッグマウンテンを今回はえっちらおっちら超えました!という報告なのですよ。
さて、結局のところヘッドショックの入り寸法は49.6mmでこれにOSのサスフォークを突っ込むのにはダウンサイザーシムを突っ込んで OSのヘッドパーツを入れるか、ヘッドパーツ自体がダウンサイザーの役目を果たすものを探して突っ込むかの2択。 今回は後者をチョイスしたんだけれども、これがまた…ねえ、リセットやらケーンクリークやら結構お高いヘッドパーツばっかりで 正直困ったのだが…有りました!WOODMANのヘッドショック>OSの変換ヘッドセット!しかも6300円とお値ごろ!
これが意外とよく考えているやつで上下のベアリングの役割が違う=違うベアリングを用意しました!っていう結構デキルやつ、見直しましたWOODMAN!
ちょっと今回は他の修理にコストがかかるので出来れば10000円は切りたいなあなんて思っていたので すっごく助かったー(笑 ってなワケでヘッドパーツを圧入してフォークを取り付けてみました 要はヘッドチューブが大径なのでその中にOSのヘッドベアリングが収まるアダプターって感覚で構成されていて 見た目もすごくすっきりしてるから余り違和感なく収まるというワケですな!
今回はホイールがクラシックな9mmシャフトだったのでオーソドックスなロックショックのXC32(100㎜ストローク)を突っ込んで 今日はここまで!
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