難しい計算

１１月３０日（日）　対戦相手：計算
川崎市

小児科クリニックの待合室でのバルーングリーティングです。インフルエンザの季節到来なのでしょう、待合室はパパママお子さんでいっぱい。完全予約制のこのクリニックなのですが、予約無しで訪れる方も多く、そういう方も受け入れてますので、いつもより待合室も混雑。少しでも待ち時間を短く感じてもらおうと、いっぱい捻るのです。


帰り際にバルーンをプレゼントする事になった男の子。靴を履いてる間にパパっと作りまして、
「はい、どうぞ。」
するとパパが
「（もらって）何て言うの？」
「さようなら。」

帰り際だもんね。間違ってはないよね。

別の患者さん。人懐っこい男の子がポケットの中にいっぱい入っているバルーンに気づき、ポケットを覗き込みながら

「なんぼん入ってるの？３０本？」

この子にとっても“多い”の基準が３０なんだね、かわいいね。

「３０よりも多いかな～。」
「じゃあ５０本！」

数えた事はなんです、でももっと多いんだろうな。なので

「１００本は入ってるかな～。」
「ほえ！いっぱい！！」
「ひゃくー、、、５本！」
「多いね。」
「でも、今から一本使うから、何本になるでしょう？」
「１０４本！」
「正解！」

この子だけじゃなくて他の子も作ってまして、その度にマイナス１の引き算が行われ、現在１０１本です。そして男の子に

「今度は、赤白緑の三本使います。さあて、残りは何本になるでしょう～。」

男の子、


逃げていった。


難しかったかー。さすがに繰り上がる引き算は無理かー。ママの入れ知恵で

「きゅーじゅーはち。」

棒読みだけどね。さて、今日も季節の作品を磨きました。今までと違うアプローチですが、好評だね。明日からも作り続けるんだろう、もっと磨かれるよ。



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