特殊能力

　９月２９日（月）　対戦相手：能力者

　荒川区・稽古場

　

　１２月の集団田中の公演用の稽古を今からしておりまして、まあ稽古って言っても過去の作品の台本読んだり、新ネタのミーティングであっという間に時間は過ぎ去っていくのですが、ボクにとってはそんな事をしながらも客演メンバーのパーソナリティを見極め、それを舞台にどう反映させていくかの

　

　人間観察

　

　の時間となっております。前回の公演『響』の場合は加藤智ちゃんが歌、志保ちゃんがアコーディオン＆バルーンという特殊能力の持ち主でしたので、その特技を発揮できる作品を作りましたが、今回のメンバーで自称『七つの顔を持つ女』こと岩本陽子ちゃんは、今日稽古場に自分の活動してる資料を持参してくれました。ボク自身、まだ陽子ちゃんの全てを知った訳ではないですし、今後どのように作品に反映出来るかはこれからのボクの手腕だと思いますが彼女の個性が光るような、そして特殊能力の発動するようなネタが作れたらと思います。

　

　１０月１５日、十条にあります『篠原演芸場』にてある女優さんのひとり芝居の幕間に集団田中が時間を頂きネタを披露するのですが、その稽古というか読み合わせでなっぱには重要な役が与えられました。声や表情ではなく、身体で感情を表すというパントマイムのようなモノをやってもらうのですが、まあ

　

　不自由な身体だこと…。

　

　その後、自転車に乗るマイムもレクチャーして、やってもらいましたが、これまたぎこちない身体の使い方でして、なっぱの特殊能力は

　

　ぎこちなさ

　

　だという事が判明しました。ネタには…使えませんけどね。