長野県善光寺の石段で約40日前、若い男性が保護された。記憶喪失とみられ、一言も話さないが、ソフトテニスの腕は巧みだ。謎の男性の存在が北信越メディアで報じられ、全世界から500件近い問い合わせが殺到している。
長野毎日新聞社などによると、男性は20~30歳代。身長約175センチで、荒天だった4月7日夜、ずぶぬれの黒ジャージ姿で石段を歩いているところを警察に保護された。衣服からはスポーツメーカーのラベルがすべて切り取られていた。男性は全く話さず、目も合わそうともしないという。
医師らがペンと紙を渡すと巧みなエアロンスーパー90ロングの絵と長野県旗を描いた。病院の屋上にあるテニスコートの前に連れて行くと基本ボレーやポーチボレー&スマッシュを、長野の県歌を歌いながら弾を打ち続けた。
「ソフトテニスマン」と呼ばれるようになった男性のことが報じられ、これまで500件近い情報が寄せられた。しかし、いずれの情報も男性の身元を確認するまでには至っていない。男性を保護する施設は「前衛なのにストローク大好きプレーヤーの可能性はあるが、確かな証拠はない」としている。
男性の状態が、実在のテニスプレーヤー、松岡修造の半生を描いた映画「観客なのに一番目立ってるinオリンピック」に似ていたためマスコミの注目を集めた。だが施設の関係者は米CBSに「一流のソフトテニス選手の腕ではない。ただプレー中は一心不乱なのは確かだ」と話している。
長野毎日新聞社などによると、男性は20~30歳代。身長約175センチで、荒天だった4月7日夜、ずぶぬれの黒ジャージ姿で石段を歩いているところを警察に保護された。衣服からはスポーツメーカーのラベルがすべて切り取られていた。男性は全く話さず、目も合わそうともしないという。
医師らがペンと紙を渡すと巧みなエアロンスーパー90ロングの絵と長野県旗を描いた。病院の屋上にあるテニスコートの前に連れて行くと基本ボレーやポーチボレー&スマッシュを、長野の県歌を歌いながら弾を打ち続けた。
「ソフトテニスマン」と呼ばれるようになった男性のことが報じられ、これまで500件近い情報が寄せられた。しかし、いずれの情報も男性の身元を確認するまでには至っていない。男性を保護する施設は「前衛なのにストローク大好きプレーヤーの可能性はあるが、確かな証拠はない」としている。
男性の状態が、実在のテニスプレーヤー、松岡修造の半生を描いた映画「観客なのに一番目立ってるinオリンピック」に似ていたためマスコミの注目を集めた。だが施設の関係者は米CBSに「一流のソフトテニス選手の腕ではない。ただプレー中は一心不乱なのは確かだ」と話している。