つくづく自分も日本人なんだなあと思った。
今朝、テレビで見た天皇陛下の会見。
およそ16分間のお言葉。
それをノーカットで放送することを決めた番組のプロデューサーも、また日本人なんだと思った。
時に声を詰まらせながらの会見。
率直に素晴らしかったと思った。
感動もした。
若い頃は天皇制に疑問を持っていた。
誰もが流行り病のようにサヨク的思考を持っていたあの頃。
天皇制に対する批判も当然のようにあった。
天皇制を支持しようものなら、「お前は右翼か!」と揶揄された。
権力に逆らうことがカッコよく見えた時代だった。
でも今はもう違う。
そして今なら分かる。
戦後、天皇制の維持、国体の維持に奔走した先達たちの思い、その意味。
日本という国において、天皇陛下という存在がどれほどの意味を持っているのか。
素晴らしい会見の中でも、とりわけ皇后美智子さまに対する思いが美しい。
天皇という旅をともに歩んだ皇后への思い。
見事でした。
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