気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

バリアフリー

2019-07-24 14:15:42 | 政治

「れいわ新撰組」から2人が当選した。

どちらも重度障害者。

国会のバリアフリーが進むと賞賛する声が多い。

自民党が設定した比例区の特定枠は頗る不評だったが、逆手にとった格好。

 山本太郎の作戦勝ちといったところか。

しかし手放しで喜べることかと言えば疑問。

ろくでもない議員が多いから、それに比べれば・・・

と言う意見はあるかも知れないが、

ろくでもない議員を引き合いに出す時点でアウトだろう。

 

かといって忙しく飛び回ることも出来ないだろうし、

深夜に及ぶ審議にずっとつきあえるかと言えば、それも疑問。

議会を欠席しても、議会中に居眠りしてもスマホを見ても、

メディアはチェックして意地悪に報道する。

体調がすぐれぬことも多いだろうに心配してしまう。

障害者の生の声を届けることが大事なんだ。 

と言う人もいるが、障害者の声は障害者しか届けられないというのなら、

そもそも国会に意味がなくなってしまう。

1億人には1億人の意見があり、問題があり、願いがある。

それを代表して代弁するのが選良。

障害者を語れるのが障害者だけなら、

戦争を経験していない人間に戦争の是非は語れなくなってしまう。

 

山本太郎がどういう意図であの2人を特定枠にして選挙をしたかは知らないし、

国民がどういう意図で投票したのかもしらない。

投票した人たちはあの2人に何を期待しているのだろう。

ちょっと分からない。

 

山本太郎のことはよく知らないが、テレビで見た選挙活動は、

ヨーロッパで流行の極右政党に似ていると思った。

恐らく目指しているのは正反対なんだろうが。

 

ちょっと宗教がかって見えた。

 

コメント
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