ICPOインターポールの総裁が行方不明というニュースで、あの杉田水脈がこうツイートしてまたまた炎上している。
「インターポールといえば銭形警部を想像しますが、そのトップが中国人になっているとは驚きです‼️実弾の戦争よりも恐ろしいことになってきました。日本も対岸の火事では済まされません」
これをヘイトスピーチとして批判しているのだが、ちょっと的外れ。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いというパターン。
杉田水脈という名前に対する条件反射みたいなもの。
銭形警部は置いておいて、「トップが中国人」であることに驚いた日本人は多かったはず。
そもそもICPOのトップが誰であるかなんて興味ないしね。
ICPOが何かもよく知らないわけだけど、
「国際刑事警察機構は、国際犯罪の防止を目的として世界各国の警察機関により組織された国際組織である」という定義から考えれば、そこに中国が関わっていると思うと多くの人が懸念を抱くのではないかと思う。
だって中国なんて、いわば不法国家ではないか。
チベットやウイグル、南シナ海を見れば一目瞭然。
真っ当な論理で成り立つ国ではない。
ICPOの総裁がどうやって決定されるのかは知らないが、票をかき集めるために多額の金が動いただろうとは容易に想像できる。
行方不明になった孟宏偉なる人物だって、中国という一党独裁(というか習近平独裁)国家の意向を背負って総裁になっているわけで、中国のどす黒い思惑がないはずがない。
つまり孟宏偉が如何に有能なる人物であろうと国家の前には無力。
杉田は孟宏偉という個人を批判しているのでもなく、中国人そのものを批判しているのでもない。
ただ中国という国家を恐れているだけ。
それは多くの日本人の共通意識だったと思うのだが・・・。
杉田水脈という名前を見れば、たちまち炎上する。
水脈に流れているのはただの水ではなく、発火点の低い危険な炎上水脈らしい。