地球と生きるYOGA  「Union Yoga japan」

京都を中心に活動を続けている Toshiの活動記録
生きたヨーガを伝える ちょっと真面目なあるヨギのブログ

非 リアル

2010年05月31日 | つぶやき
 久しぶりに インドの写真をアップしてみました。こちら


 インドのアジャンターという遺跡に行った時の写真が載っているんですが、
この遺跡、じつはあまり期待していなくて、インドの遺跡ってあまり
ぱっとしないんだろうなぁ  なんて思っていました。

いや、なんか根拠があるわけでは なく ただなんとなくそう思っただけなんですが・・・

 でも、実際に行ってみると、 正直 言葉を失ってしまいました。
 
 残っているんです、 空気が・・・。


 このアジャンターという遺跡は紀元前1,2世紀ごろから仏教僧の修行の場として
雨でも修行が続けれるようにと 岩を削りだして作られ 発展していきました。
 
 そして年月がたつにつれ だんだんとその規模が大きく また繊細に 装飾的になっていき、
それぞれの時代を象徴している ブッダの象や 仏殿様の建物が建てられていきました。

 で、そこでは形を守っていくという後進的な修行ではなく 生きる力の全てを注いででも
悟りをひらこうとする真摯な修行が続けてられていました。

 修行僧たちは瞑想に明け暮れ 祈りを唱え 己の中の仏を捉えようと 
日々修行を続けていました。



 ですが 時代が進むにつれ ヒンドゥ教が台頭してくると インドから仏教が姿を消し、
このアジャンターの地からも次第に 人々が姿を消し・・・ そして 
千年以上もの間 人々の記憶から消えて 樹木と動物がしばらくの間 この場所を
守っていました。


 再び発見されたのは1815年。
 たまたま 虎狩りにきていた イギリス人士官に発見されたそうです。

 そして 僕が ここを訪れたのは3年前の2007年。

 でも 本当に残っていたんです。

 実はまだ 今この瞬間にでも座ってマントラを唱えながら 瞑想にふけっている僧たちが
そこにいるんじゃないかと 思うぐらい、 リアルな重力を伴った 空気感が
ひしひしと 肌に伝わってきました。




張りつめた けれども深くて 温かい 空気が その洞窟の中には 満ちていました。

 今まで マチュピチュやピラミッドや 様々な「神秘的」と言われる場所に
行ってきたけど、こんなに瞑想的とも言える 神秘的な空気感を感じたのは
初めてでした。

 日常の精神から 一気に瞑想の深みに 誰かの引力によって引きこまれるような感覚。

 暗くて 薄気味悪いような雰囲気なんだけど、 まったく不安はなく 心地よさが
全身に広がってきました。

 念。 きっとそこでは、 瞑想が 「念」 という形で空気の中に色濃く
残っているんだろうなと思いました。

もし、インドで瞑想を感じてみたいなと思ったら、是非アジャンターに
行ってみてください。

ひょっとしたら 今そこに眠っている 内なるブッダに会えるかもしれませんよ。






ひとまち交流館京都でのヨーガクラススケジュールはこちら

  6月は13日に朝クラス
20日にヨーガ+クッキングクラス
  をします。
  20日のクラスは6人限定なので 参加希望の方はお早めにご連絡ください。

 児玉俊彦
 earth_living_yoga@yhoo.co.jp


Om shanti

  


とし





スーフィー

2010年05月20日 | つぶやき


 なんだか5月に入ってから 暑い日が続いていますね。

庭の仕事中もTシャツがびっしょりになる程 汗が出てきます。

でもまだ5月でしょ、 このまま6月、7月、・・・8月となっていくと
恐ろしい
ひからびずに生きていくのはどうしたらいいんでしょうか・・・



 ところで、僕の尊敬するヨーガの先輩が、こんなお知らせをくれたので
 ご紹介します。
 関東方面で興味のある方はどうぞ~。
 以下 転送本文


今度、スーフィーの瞑想ダンスの指導者(ロシア人女性)が来日して、6月に東京
でワークショップをします。

ご案内はこちら


 案内よりの抜粋「 ・・・2つのワークショップで、あなたは意識を外側と内側に向ける
方法を体験し、主に個人レベルにおいての精神的な成長について取り組み、
日常生活のなかで、より意識的に(高い基準の気づきをもって)生きる方法を学びます。
そして、肉体的な痛み、感情、知的な活動がもたらすものに同化することなく、
これらの扱い方についても学びます。・・・」

じっと座って瞑想するよりもカラダを動かすほうが好きな人向きの、日常に活か
せるワークです。


 と、いうことです。
 真理に近づく道は百万通りでもあります。
 それは別にヨーガに限られてものだとは思いません。
 色んなものを試して 自分に合ったものを見つけて、
 一番進みやすい道を歩んでいけばいいと思います。

 良き出会いがあることを願って。


 とし
 

 

5月30日の朝ヨガクラス

2010年05月11日 | 日曜朝クラス
5月のスケジュールのところで少し触れました、

5月30日の朝ヨガクラス について


 9時   ~10時 ヨーガについての基本講座 その2
           「アーサナについて 心と体の仕組みをまじえて」
10時15分~12時 アーサナ(ハタヨーガ)


 
 講義 について・・・

 普段何気なく取り組んでいるヨーガ。
 アーサナと聞いてもあまりピンとこないなんて方も多いんじゃないでしょうか?
 (アーサナとはヨーガ特有のポーズのことや、座る姿勢のことを指します)



で、そのアーサナって一体なに・・・? 体には良さそうだけど、
実際どこに どうやって効いているの? どうすれば正しいアーサナができるの? 
 なんて疑問、ありませんか?
人に聞きたいけど、今さら聞けないとか・・・


 ヨーガについては みなさんきっと色んな印象を持っていると思いますが、
意外とはっきりしたことは巷ではあまり語られてないですよね。
ちゃんとした情報って なかなか出てこなかったり・・・。

なんせちょっと前までは門外不出で、インドの洞窟の奥で ひっそりと語られていたような、
生きた化石のようなもんなんですから  仕方ないですよね  



 そこで、この基本講座では、インドから持ち帰った、
ヨーガについての魅力的な知識を少しでも多くの人と共有するべく、 
アーサナって何? という所から一つづつ紐解きながら、
 基本的な体の仕組みや ヨーガ特有の体の捉え方なんていう、
アーサナを理解していく上で役に立つ項目も交えながら アーサナの実態に
近づいてみたいと思います。




 ヨーガに取り組んでいく上でアーサナは 誰もが通る道。
 そんなヨーガの顔とも言えるアーサナについて、
ちょっとしたアイデアを持つことによって ヨーガの捉え方全体が 
大きく変わることもあります。
 せっかく続けているヨーガをより豊かなものへとしていくために、
知識の畑をちょっとだけでも耕してみませんか?

 これからヨーガを始めてみたいと言う人や 
ヨーガについて ちょっとしたアイデアを持っておきたい、
そんな人に特にお勧めの講座です。

 講座のあとは 使った頭を緩めるべく? いつもより長めにアーサナをして
心と体に リラックスとリフレッシュを 与えてあげたいと思います。

クラスはドネーション制なので、気になる人はお気軽に参加して下さい。
予約は僕のメールにご一報を、お早めに。
earth_living_yoga@yahoo.co.jp


 
そしてクラスの後は 行ける人みんなで、御幸町六角にある 
無目的カフェに行ってみたいと思います。  
 自然食を扱っているカフェで、雑貨屋やスピリチュアルな本が並ぶ本屋さんも
併設されている、 僕が行くにはちょっとオシャレ過ぎるかな~とういう雰囲気の空間
 おいしヘルシーなものを囲んで 愉快な話し合いができればと思います

クラス予約の時に 食事に行くかも教えて下さいね。

前回の朝クラスの様子はこちら

6月のスケジュールはこちら


楽しく愉快に ヨーガが平和を導きますように



苔宇宙@東福寺



河に浮かぶ星



とし

 

 
 
 

 
 
 
 

6月のスケジュール

2010年05月09日 | その他
ひとまち交流館京都 ヨーガクラス 6月スケジュール

クラスの詳細はこちら



 18日は場所の都合でお休みになります。 
     お間違えのないようにしてください。

 13日は 朝ヨーガのクラスです。
日曜朝クラスの紹介

前回5月2日の朝クラスの記事も参照してください。
こちら
     
詳細はまた後ほどアップしますね。



 20日はヨーガ+ベジタリアンクッキングのクラスです。
クッキングクラスの紹介はこちら
前回のクラス風景はこちら

詳細は、また後ほど~ って後回しばっかり…

気長によろしくおねがいします

とし


かきつばた

2010年05月09日 | つぶやき

大田神社のかきつばたが
見ごろを迎えています。





かきつばたの濃紫の花が大田の池 一面に咲きほこっています。



 今年の一月、 冬の寒さもピークを迎えたころ、 
表面にうっすらと氷がはったこの沼池に入って、 枯草をかき集め、 
泥だらけになりながら 先輩と一緒に 三日間かけて掃除をしました。


その時は 新芽が沼からちょこっと頭を出しているだけで、 沼はほとんど泥一色。
 
 でも今は こうして紫一色に染まり 神秘的な雰囲気さえ 醸し出しています。


 


ここでは平安時代からこのような風景があったようですが、
もし お近くの方がいれば、 ちょっと足を伸ばしてみて下さい。
一瞬、 ここがどこで いつの時代だったか 忘れてしまえるような 
そんな雰囲気を感じれるかもしれませんよ。

  
とし


朝クラス ~繋がり~

2010年05月02日 | 日曜朝クラス
 今日は、日曜朝クラスの第一回目をしてきました。

 このクラスはいつもの夜のクラスではあまり触れることのできない、
ヨーガの実態に迫っていこうと言うことで、
ヨーガに関する歴史や背景、成り立ち、そしておおまかな仕組みなどを取り上げ、
かいつまんで一時間ほど講義形式のお話をして、そのあとにアーサナをしました。

日曜朝クラスはこちら



 今、世界中でヨーガに注目が集まっていますよね。
 きっと 忙しい文化に、もう飽き飽きした人達や このままではなんかやばそう なんて感じている人達が 
世界中にはたくさんいて、そんな人達がなんとなーくヨーガに惹かれて ヨーガの道に足を踏み入れてきてるんじゃないかと・・・
 でも ヨーガって、 体が柔らかい人達のする エクササイズなんだろう。 と思っている人も やっぱりたくさんいますよね。

ヨーガと言うと、外国、ましてやインドという 日本からは程遠い国にある文化の
テクニックなので、どうしても情報不足や 誤解が起きやすい ものになってしまっていると思います。

例えを用いるなら、盲目の人にゾウのしっぽだけを触らせてそれが何かを推測させるようなもの・・・ 
 
 しかも ヨーガって 僕の感覚として、懐が深いだけでなく ものすごく範囲が広い。だだっぴろい!
 
 知れば知るほど、知らないことが目に飛び込んできて、 余計に混乱をしちゃったりするんです。 

 
なので、 そんなよくわからないヨーガの森に一つづつ道しるべをつけていければなぁ と思い、 
今回のこの「ヨーガ話をしてみよう」という会を企画してみました。

 道しるべが無くて森に迷い込んで ず~っとそのまま帰れなくなっちゃいました・・・ ではちょっと悲しいですもんね。
 まぁ インドにはそんな人達が わんさか いるわけですが…



 で、今回のはなしのテーマは「ヨーガの全体像を知る」。

そのななかで、僕なりに大切だなぁと感じるのは YOGAという語源になっている「YUJ」 (ユジュ)という概念。
YUJというのはサンスクリット語で「繋げる」、「一つになる」、「くさびをつける」
といった意味合いがあるんですが、 これはまさにヨーガを象徴している言葉だなぁと感じます。

 「ヨーガは単なる体操ではなく 心と体の繋がりを深め、心身のバランスをとる」 なんていう
ヨーガのキャッチコピーをよく耳にするんですが、そのキーワードは繋がる という所なんだと思います。

 いつもはばらばらになってしまっている何かと何かが ヨーガをきっかけにして繋がっていく。   
 それが心と体であったり、 自然と自分であったり、内と外であったり。

そしてYOGAとは その繋がりを取り戻す過程と、 取り戻した結果の状態  その両方のことを指しています。 

 それは単に肉体の改造ではなく、肉体を通して進めていく、心と魂の再編成。

もし 仕事や生活や人間関係に 繋がりを失いかけてしまっている、そんな予感を感じたら
 是非ヨーガの扉を叩いてみて下さい。

ひょっとしたら、 忘れていた大切な「繋がり」を再発見できるかもしれませんよ。




ところで、クラスの後で岡崎公園のビーガンフェスタに行ってみたんですが、
思ったよりもすっごいたくさんの人で賑わっていて、美味しいものや ピースフルなお店が所狭しと並んでいました ベジまんや 野菜餃子、インドカレーに ハモスや ファラフェル、 クッキーに、ケーキに、天然酵母パンに チーズ(風)ケーキ!!!
いやぁ~ うまかったなぁ、っもとい 面白かったなぁ!!


 なんだか似たような雰囲気の人達がたくさん集まる所って、ちょっと嬉しい。
 これも繋がりですよね。

 また秋にはベジタリアンフェスタがあるようなので、それにもいってみたいなぁ・

 ヨーガのブースでも出してみますか!?



 明日は
ヨーガ+クッキングクラスの日です

メニュー、先取りです!
こんな感じになりました


明日も面白くなりそうだ!


それではおやすみなさ~い!

とし