この日はね…虹が凄かったんです。
夕方だったかな?
あちらこちらに虹が現れ…
二重の虹がいくつも見えました。
あの日は本当に凄かったな…。
一定の条件が揃わないと虹は見る事ができません。
こうして考えると…
普通に幸せに暮らしている日常…
この状況はもしかしたら奇跡なのかもしれません。
短い時間で消えてしまう虹…。
でもその美しさは見る者を魅了します。
虹が消えずにずっと見えていたら…
きっとそれが当たり前になって…
美しさや儚さを忘れてしまう事でしょう。
時間は限られているのです。
人の意見や動向など気にしている暇はもうありません。
何言われたって構わないよ。
でも自分の意見はちゃんと言わせてもらう。
この姿勢は崩さずにいたいと思います。
優等生でいるつもりはありません。
周りに合わせるつもりもありません。
もし虹に自我があったなら…
自分に一生懸命だからあんなに美しいんだよ。
ずっと輝き続けなくていい…
ほんの一瞬…
閃光を放つ事ができれば…
それでいいのです。
たくさんの人の記憶に残るように…。
Eiichiro