音楽:ショパン 子守歌 変二長調 Op.57 クラシック名曲サウンドライブラリー
■子守歌 変ニ長調
フレデリック・ショパンにより1844年に作曲された変奏曲。
4小節の旋律が15回変奏されるシンプルな構成で、同じパターンの
和声の伴奏が全曲を通して延々と繰り返される。
同曲は、ショパンお気に入りの生徒であったエリーズ・ガヴァール嬢
(Elise Gavard/エリーゼ・カヴァール/エリス・カヴァール)へ
献呈されている。
ちなみに、ショパンが1841年に作曲した『ワルツ第12番ヘ短調』
Op.70-2もエリーズ・ガヴァール嬢へ献辞が贈られている。
ショパン『子守歌』が作曲されたのは、マヨルカ島でジョルジュ・
サンドと過ごした数年後のこと。健康状態が悪化していたショパンの
静養のため、サンドの祖母の家があるフランスのノアン(Nohant)で
夏を過ごしていた。
ノアンで過ごした夏はショパンにとって創造的な日々となり、この
『子守歌』や『英雄ポロネーズ』など、数多くの作品がこの時期に
生まれている。
『子守歌』の作曲経緯については、ジョルジュ・サンドの親戚に
あたる子供からインスピレーションを受けたと考える説もあるようだ。
(世界の民謡・童謡 http://www.worldfolksong.com/index.htmlより)
●ユキワリイチゲ
自然教育園のユキワリイチゲは神代植物公園より紫色を帯びている。
この違いは何か理由があるのだろうか?