１年生の超々難問クイズ

昼休みに、ちょっとうとうとしてたら、ドアをノックする音がするんです。”どうぞー”って言ったら、１年生のお友達が４人”失礼しまーす”って入ってきました。

なんかとっても嬉しそう。何やら手に冊子を持っています。後ろのお友達なんか飛び跳ねています。（ブルーハーツが流れているな・・）って思いました。

とってもにこにこしています。みんな、「うみのかくれんぼ」って書いています。そして力強く言うんです。「クイズをします！」って。

楽しみながら聞いていると、突然、突然ですよ、　”何が隠れているでしょうか？”って聞くんです。（えー！いきなり！！！）って思ったんだけど、一生懸命考えたんです・・・。

”うーん、タコです”って答えたら、

”タコはだめでしょ”って笑われてしまったんです。何か複雑なルールが彼女たちの中にはあるみたいです。そしてかなり初歩的なミスを犯しているようなのです。

うーん難しい・・・。

”ヒント言ってあげたら”って小さい声で相談しています。”ヒントは　キ　で始まります”って教えてもらいました。

”うーん、わかったぞ！キリン”って言ったら、

”海の生き物でしょ！”ってめっちゃ怒られました。

"うーん、キタロウ！”ももちろん×。あんまり僕の答えが的外れなもんだから、みんなで相談しています。そして答え教えちゃおうかって言っています。（ちょっとあきれられてる感あります・・）

そのあと、答えを教えてもらいました！なんだと思いますか？なんと答えは・・・

キエンガイ！！

（って、見たこともないですがな・・・）

いやあ、すごい難問！超々難問です。本当にクイズづくりの天才です。恐るべし渡慶次っ子！

おそらく、テレビのクイズ王も真っ青の問題がいっぱいです。みんな勝利の余韻に浸りながら、満足して校長室を後にしました。

よーし、次来たときは答えられるよう勉強しておくぞ！まだまだ若いもんには負けないぞ～！！って決意を新たに午後の業務に取り掛かります。

いまんとこ、０勝１敗。